若者たちの受賞、市民総体開幕 ほか
11日、生活クラブ生協・神奈川の皆さんと、小田原を中心に活動するNPO法人MOTTAIの皆さんがご来庁。生活クラブ生協が未来志向で活躍している若者を応援する「キララ賞(かながわ若者生き活き大賞)」を、このたびMOTTAIが受賞したことのご報告がありました。この賞は1991年に創設され、今回が35回目。選考の対象となるのは、①未来への指針、②オルタナティブな生き方、③他の人たちが再現実践できる、など7つの項目に該当する活動。MOTTAIでは、農家や漁師、子どもやお年寄りなど多世代が交流しながら、食べ残しそうなものを持ち寄って料理するイベント「モッタイNight」の開催や、生産者と市民のマッチングを行っているほか、狩猟体験ワークショップや農業体験、鶏の解体などを通して「食べる」ことについて考える授業なども行っています。こうした活動が、代表の菅田さんを中心に若者たちのオープンで明るい雰囲気の中で進められており、高く評価されたものです。
夕刻、小田原駅東西自由連絡通路アークロードにて、令和7年度夏の交通事故防止運動キャンペーンを展開。市交通安全対策協議会の委員の皆さんや、市内の交通に関わる事業者の皆さん数十名にて、駅構内を行き交う人たちへの啓発活動を行いました。今回の運動では「交通ルールを守って夏を楽しく安全に」をスローガンとし、歩行者の安全確保、飲酒運転の根絶、自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底、二輪車の交通事故防止などに重点を置いています。夏の観光シーズンを前にした大事な活動です。
夜、小田原アリーナにて、第77回となる小田原市民総合体育大会の開会式が行われました。コロナ禍で2年ほど開催できなかった時期がありましたが、一昨年から従来どおり再開、今年は地区対抗15種目、オープン競技3種目の計18種目が行われ、市内26地区より2,000人を超える皆さんが参加します。最近は各地区で選手を集めるのに苦労されており、今年から「ふるさと枠」を社会人まで拡大。小田原で生まれ育ち、今は他の都市で暮らしている人も、この市民総体には選手として出られるようにしたもので、この枠にて出場する選手も50名近くいるとのこと。各競技は12日からはじまり、今週末がピークを迎えます。おそらく今週後半には梅雨明けとなって、厳しい暑さが予想されます。熱中症には十分注意しつつご活躍され、併せて地域の絆がより一層強まることを期待する旨、祝辞を述べました。
12日は、朝一番で横浜へ。神奈川大学法学部の「まちづくり行政特論」の講義を行いました。昨年に引き続きの実施で、今回はご依頼の通り「小田原市の歴史的資産と立地を活かしたまちづくり」についての講義。2008年~2020年の3期12年間で行った、小田原駅小田原城周辺の様々なまちづくりの考え方と成果について、一通り説明。併せて、加藤市政における基本理念である「市民が主役」「いのちを大切にする」「市民力・地域力」にまつわる取り組みや、昨年再就任に伴い策定した小田原市基本構想の内容なども加味しての講義としました。現在も私の肩書きには「神奈川大学非常勤講師」が残っており、さすがに毎週の講義にはいけませんが、こうした機会にはできるだけ登壇させて頂くつもりです。