小田原市

歴史資料・長興山開発供養塔

 長興山開発供養塔 1基 (市指定 昭和63年11月1日)

 

【所有】  入生田303 紹太寺

【所在】  入生田303 紹太寺

【形状】

 この供養塔は、笠塔婆型の塔になります。塔の最上部は、下から露盤・伏鉢・宝珠によって構成されていますが、宝珠部分が欠けています。

 露盤の側面に唐草文様があり、塔身には銘文が刻んであります。基礎は、上部を繰形座とし、その側面の中央に三鱗文を刻み、左右は縦縞の格子になっています。

 なお、この基礎には、入生田にあった近衛文麿の別荘内のものをこの地に運んで、供養塔の補修に再利用したという地元の古老の伝承があります。

【概説】

 小田原藩主稲葉正則は、寛永12年(1635)に父母の冥福のため、菩提寺を城下の山角町(南町)に建立しましたが、寛文9年(1669)に入生田村に移しました。これが、長興山紹太寺です。

 この塔は、紹太寺の建立に参加した人々の供養塔で、土木工事に従事した石工の、相州岩村(真鶴町岩)の住、朝倉清兵衛が建立しました。銘文には、工事に参加した藩士(8人)、工事に労役した僧侶(43人)をはじめ、多数の関係者の人名が記されています。

 このようなことから、長興山開発が大工事だったということをうかがい知ることができます。

最終更新日:2011年01月24日

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