小田原市

絵画・鉄牛和尚の画像

絵画・鉄牛和尚の画像 (市指定 昭和63年11月1日)
所有 入生田303 紹太寺
形状 絹本着色 縦132.7cm 横80.2cm

概説

この画像は、円相(全身を包む円輪)の中に払子(ほっす:毛を束ね、柄をつけた法事用具)を持つ鉄牛和尚が描かれています。袈裟は朱、下衣は青、衣は薄朱を全体に着色し、上から宝相華文(ほうそうげもん)を描き、その衣文線には朱の隈を付けています。 作者は、兆渓元明で、寛保2年(1742)に制作されたものです。

 

鉄牛和尚(1628~1700)は、長興山紹太寺の開山(寺を開いた僧)第一祖で、初め臨済宗の京都大徳寺の大龍和尚に参禅し、後に黄檗宗(おうばくしゅう)の本山開発のため、稲葉正則に招かれて小田原に来、紹太寺の開山になりました。


この画像は、鉄牛和尚が没して42年後の遺像であるため、やや形式化したところがありますが、顔の各所に朱の隈取りを付けて、独特の立体感を出す、黄檗画像の描法をよく守っています。

最終更新日:2013年05月31日

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