24日午後、第21回「外郎売の口上まつり」が三の丸ホールにて開かれました。2代目・市川團十郎の時代から上演されている歌舞伎十八番の演目として有名であり、城下町・宿場町としての小田原の、往時の街道沿いの街並みや風俗、食文化などを彷彿とさせる口上は、そのまま小田原にとっての貴重な文化遺産。様々な形でこの口上を語り継いでいる「外郎売の口上研究会」の皆さんの活動には、心より敬意を表します。その表現手段は年々工夫が重ねられ、もはやエンターテインメントの域。この日の舞台でも、研究会メンバーに加えたくさんのゲストにより、ステージは大いに盛り上がりました。私もいつの日か?口上をそらんじることが出来るようになりたいものだと思っているのですが・・・。
