空間放射線量が市の除染基準値を上回った片浦小学校校舎裏の原因と除染作業の結果について
1 原因
当該箇所は4階建ての校舎の裏側で、雨水管の一部が破損していたことにより、屋上からの雨水がコンクリートを伝わって流れ出て染み込んだことにより、その地点の数値が高く検出されたものと考えられる。
2 除染方法
放射線量の高い箇所を50cmほど掘り下げ、汚染された土壌は取り除き、別の土で埋め戻すという作業を行った。
さらに、周辺のコンクリートに付着している放射能をとり除くため、高圧洗浄による除染を行った結果、市の除染基準値を下回った。
除染後の空間放射線量の結果
場 所 | 掘削面より50cmの高さ(μSv/h) |
校舎裏 掘削前(10月27日) | 0.30 |
校舎裏 掘削後(11月16日) | 0.17 |
校舎裏 覆土後(11月16日) | 0.12 |
高圧洗浄機使用後の汚水枡のコンクリート上(11月17日) | 0.12 |
※小田原市の除染の基準
公的スペース | 基準の高さ | 除染基準値(μSv/h) |
子どもが座り、ある程度の時間いる場所(代表値)校庭・園庭・砂場など | 5cm | 0.19 |
子どもがその場に短時間しかいない場所(局所値)雨どいや側溝など | 50cm | 0.19 |
(0.19μSv/h×8時間(屋外)+0.19μSv/h×0.4×16時間(屋内))×365日=年間1ミリシーベルト
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教育部:保健給食課 保健係
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