有形民俗文化財・小田原の道祖神
小田原の道祖神(市指定)
根府川・飯泉・矢作・北ノ窪 昭和53年3月4日指定
早川・風祭・高田 昭和63年11月1日指定
【所在・形状】
形状 |
高さ |
幅 |
銘文 |
所在地 |
所有者 |
浮彫双立像変形 |
800 |
380 |
飯泉1105 | 飯泉自治会 勝福寺 | |
浮彫双立像合掌型 |
750 |
410 |
寛文十庚戌歳高田村 | 高田209 | 高田自治会 |
丸彫単座像合掌型 |
450 |
410 |
根府川95 | 根府川自治会・寺山神社 | |
丸彫単座像合掌型 |
550 |
430 |
根府川95 | 根府川自治会・寺山神社 | |
丸彫単座像合掌型 |
430 |
380 |
根府川95 | 根府川自治会・寺山神社 | |
丸彫単座像合掌型 |
580 |
470 |
風祭300 | 第62区自治会 | |
石祠型 |
700 |
480 |
風祭300 | 第62区自治会 | |
自然石文字塔 |
680 |
400 |
享和三亥年正月道祖神 | 矢作137-1 | 矢作自治会・春光院 |
線彫双立像 |
670 |
530 |
北ノ窪4-2 | 第51区自治会・建設省 | |
稲荷型 |
1400 |
1100 |
早川無番地 | 西組自治会 |
【概説】
小田原市内における道祖神の分布は、全国的に見ても緻密分布地帯といわれ、全市域に及んでいます。その形態は、信州系と伊豆系に大別され、例外として稲荷との習合(異なる宗教などが混じり合うこと)が見られます。
これら道祖神の製作年代は、江戸時代初期のものから現代までありますが、これらのうち製作年代の古いもの、保存の良好なものなどのうちから、特色のあるものを各形態別に指定しています。これによって、小田原地方の道祖神の推移を知ることが出来ると思います。
なお、ここに指定された物件のほかにも、永く保存が望まれる道祖神は、数多くあります。