天然記念物・早川のビランジュ 1樹 (はやかわのびらんじゅ)
ビランジュへの行き方
概説
早川のビランジュは、箱根ターンパイクの入口から約300m、石垣山北側凹地の約50mのがけの急斜面に自生する巨木です。
北側の土ぎわを基準に測定した株元周囲は、およそ6mです。
樹皮は、灰褐色で、成長とともにうろこ状になって自然に剥がれ、そのあとの幹の肌は紅黄色(こうおうしょく)となって独特な色彩になります。
標準和名はバクチノキで、これは樹皮の剥がれる様子が、博打に負けて衣が剥がされることの例えに由来しています。
別名のビランジュは仏典に出てくる毘蘭樹(びらんじゅ)と誤認したものです。
本樹木は、暖温帯南部に見られる常緑の高木で、小田原から東北部にはほとんど見られず、植物分布上その東北限にある巨木であることから、学術上貴重なものとして、国指定の天然記念物となっています。
また、この生育地の字名がビランジュにちなみ飛乱地(びらんじ)であることからも由緒深い樹木であることを物語っています。
江戸時代後期の文化年間、小田原藩主大久保忠真(おおくぼただざね)にまつわる逸話があり、その頃から珍しい木と認められていた名木で樹齢は約350年です。
北側の土ぎわを基準に測定した株元周囲は、およそ6mです。
樹皮は、灰褐色で、成長とともにうろこ状になって自然に剥がれ、そのあとの幹の肌は紅黄色(こうおうしょく)となって独特な色彩になります。
標準和名はバクチノキで、これは樹皮の剥がれる様子が、博打に負けて衣が剥がされることの例えに由来しています。
別名のビランジュは仏典に出てくる毘蘭樹(びらんじゅ)と誤認したものです。
本樹木は、暖温帯南部に見られる常緑の高木で、小田原から東北部にはほとんど見られず、植物分布上その東北限にある巨木であることから、学術上貴重なものとして、国指定の天然記念物となっています。
また、この生育地の字名がビランジュにちなみ飛乱地(びらんじ)であることからも由緒深い樹木であることを物語っています。
江戸時代後期の文化年間、小田原藩主大久保忠真(おおくぼただざね)にまつわる逸話があり、その頃から珍しい木と認められていた名木で樹齢は約350年です。
アクセス
箱根登山線箱根板橋駅から徒歩約20分
JR東海道線早川駅から徒歩約20分
JR東海道線早川駅から徒歩約20分
地図
箱根板橋駅からの徒歩での行き方
※ビランジュは、坂と階段をかなり上った先にあります。滑りやすいので、見学時は足元に十分ご注意ください。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課 文化財係
電話番号:0465-33-1717