天然記念物 ・勝福寺の大イチョウ
勝福寺の大イチョウ(県指定 昭和32年2月19日)
【所有】 飯泉1161 勝福寺
【所在】 飯泉1161 勝福寺
【樹名】 イチョウ 別名 ギンナン (いちょう科)
【概説】
この木は、飯泉山勝福寺本堂の前に立って景観美を添えており、主幹は数回風で折損していますが、地上7〜8mの所から約100年を経過したと思われる5本の枝が分かれ、次々に枝を再生して樹姿を整えています。この再生枝はいずれも旺盛なので、黄葉する時期は少し遅れます。また、イチョウの特徴の一つである乳柱が各所から出ている雄木です(イチョウは雌雄があります)。
イチョウは、神社や寺院境内に植えられる樹木のうち、最も一般的なもののひとつで、市内の各所にも巨木が多くありますが、この木はそのうちで飛び抜けて大きく、県内でも最大級のものです。市内では、これに次ぐものとして、城山4丁目の光円寺と酒匂二丁目の上輩寺のイチョウがあり、目通り幹囲りは5m級です。また、4m級のものは久野の神山神社、風祭の万松院、鴨宮の春光院などに見られます。
項目 |
目通り幹囲 |
株元周囲 |
樹高 |
枝張り状況 |
計測値 |
約7.5m |
約9.2m |
約30.0m |
東西14m |