建造物・勝福寺本堂 1棟 (しょうふくじほんどう)
勝福寺は、真言宗東寺派の名刹で、十一面観音が本尊であるため、飯泉観音とも通称されます。
現在の本堂は、宝永3年(1706)に小田原藩主大久保忠増により建立されたことが分かる棟札が残されています。
建物は、五間四方で朱塗りのいわゆる密教本堂の形式で、擬宝珠高欄を持つ縁を周囲に巡らしています。
方形(ほうぎょう)の屋根の頂部には宝珠をのせています。
内部は、桁行五間で、梁間三間(8.2m)に須弥壇(しゅみだん)を備える内陣(ないじん)を、梁間二間 (4.9m)に板の間の外陣(げじん)を配しています。(※)
全体に中世以来の密教本堂を継承しつつ、彫刻欄間(ちょうこくらんま)などに江戸中期の賑やかさをみせ、県西南部の近世寺院の特色を示した建物と言われています。
※この「間」は柱間の数を表すものであり、尺貫法の「間」とは異なります。
現在の本堂は、宝永3年(1706)に小田原藩主大久保忠増により建立されたことが分かる棟札が残されています。
建物は、五間四方で朱塗りのいわゆる密教本堂の形式で、擬宝珠高欄を持つ縁を周囲に巡らしています。
方形(ほうぎょう)の屋根の頂部には宝珠をのせています。
内部は、桁行五間で、梁間三間(8.2m)に須弥壇(しゅみだん)を備える内陣(ないじん)を、梁間二間 (4.9m)に板の間の外陣(げじん)を配しています。(※)
全体に中世以来の密教本堂を継承しつつ、彫刻欄間(ちょうこくらんま)などに江戸中期の賑やかさをみせ、県西南部の近世寺院の特色を示した建物と言われています。
※この「間」は柱間の数を表すものであり、尺貫法の「間」とは異なります。
アクセス
鉄道 | 大雄山線五百羅漢駅から徒歩約20分 |
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バス | 小田原駅東口から富士急湘南バス 「新松田駅行」または「下曽我駅行」または「成田工業団地循環行」乗車 「飯泉観音前」下車 |
地図
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717