工芸品・勝福寺の銅鐘 1口 (しょうふくじのどうしょう)
所在 | 飯泉1161 勝福寺 |
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形状等 | 総高 139.0㎝ 鐘身高 100.0㎝ 龍頭高 28.0㎝ 口径 74.1㎝ |
概説
青銅製の和鐘で、龍頭は腰高であり、上帯(じょうたい)には四方遊離飛雲文(しほうゆうりひうんもん)、下帯(かたい)には四方遊離蓮華唐草文(しほうゆうりれんげからくさもん)をもちます。
乳は5段5列で、中帯の位置は低いです。
撞座(つきざ)は龍頭と同軸線上にありますが、摩滅が激しいです。銅鐘に損傷はみられません。
なお、池ノ間(いけのま)と呼ぶ部位4か所に陰文が印刻され、寛永6年(1629)小田原の大工(鋳物師)青木源右衛門が鋳造し、佐須(次)弥左衛門尉政重が代表となり庚申講(こうしんこう)の人々が奉納したことが分かります。
乳は5段5列で、中帯の位置は低いです。
撞座(つきざ)は龍頭と同軸線上にありますが、摩滅が激しいです。銅鐘に損傷はみられません。
なお、池ノ間(いけのま)と呼ぶ部位4か所に陰文が印刻され、寛永6年(1629)小田原の大工(鋳物師)青木源右衛門が鋳造し、佐須(次)弥左衛門尉政重が代表となり庚申講(こうしんこう)の人々が奉納したことが分かります。
小田原は、北条時代関東鋳物業の中心であり、江戸時代にも引き続き栄えて、山田 ・長谷川・青木諸家の中から名工が生まれ、小田原の梵鐘として知られてきました。
この銅鐘もその一つであり、貴重な作品です。
この銅鐘もその一つであり、貴重な作品です。
アクセス
鉄道 | 大雄山線五百羅漢駅から徒歩約20分 |
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バス | 小田原駅東口からバス 「新松田駅行」または「下曽我駅行」または「成田工業団地循環行」乗車 「飯泉観音前」下車 |
地図
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717