絵画・勝福寺の不動明王像 1幅 (しょうふくじのふどうみょうおうぞう)
指定名称 | 絹本淡彩 不動明王像 |
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所在 | 飯泉1161 勝福寺 |
形状等 | 絹本淡彩 縦 176.0㎝ 横 70.7㎝ |
概説
墨線のみで輪郭線を描き、一部に朱や茶で彩色する不動明王像を描きます。
天竜寺15世の龍湫周沢(りゅうしゅうしゅうたく)(妙沢、1308~1388)が専ら描いたことから「妙沢様不動」と呼ばれる様式を示す作例です。
画絹は粗く、中央で継いでいます。
画面左下には「永享癸丑孟夏日」(永享5年(1433))の墨書があり、様式的にも矛盾がないことから本図の制作年代と考えられます。
本図は、市内伝来の中世仏画の中で制作年代が知られる唯一のものであり、全国的に見ても「妙沢様不動」の伝存例が少ないことから貴重な作品です。
天竜寺15世の龍湫周沢(りゅうしゅうしゅうたく)(妙沢、1308~1388)が専ら描いたことから「妙沢様不動」と呼ばれる様式を示す作例です。
画絹は粗く、中央で継いでいます。
画面左下には「永享癸丑孟夏日」(永享5年(1433))の墨書があり、様式的にも矛盾がないことから本図の制作年代と考えられます。
本図は、市内伝来の中世仏画の中で制作年代が知られる唯一のものであり、全国的に見ても「妙沢様不動」の伝存例が少ないことから貴重な作品です。

勝福寺の不動明王像
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化財課
電話番号:0465-33-1717