第6次小田原市総合計画 「教育・子育て」分野
【令和5年10月8日開催】
日 時 |
令和5年10月8日(日) |
---|---|
場所 |
生涯学習センターけやき 第2会議室 |
参加者 |
子ども会連絡協議会 9名 |
テーマ |
子ども会の活動について |
「子ども会の活動について」
参加者の皆さんから出たご意見
- 子ども会は、学校や家庭以外、地域で子どもを育てる社会教育の一つであり、重要な役割を果たしていると思っている。
- 子ども会役員だけではなく、自治会などの地域の団体や行政と一緒に子どもを見守り育てることが大切だと思う。自分の子どもだけではなく皆で地域の子どもを育てる気持ちが大事なことではないか。
- 子ども会活動で重要なことは、子どもの主体性や立場を尊重すること、保護者が子どもと一緒にやっていこうとすること、会長だけでなく役員全員が一緒に取り組むこと、子どもの安全のために緊急時の対応について事前に備えておくことだと考えている。
- 会員数が減り、行事への参加者も少なくなっている。休会の地区が増え、小学校25学区のうち学区連合子ども会があるのは、13学区のみとなっている。
- 会員数の減少は、子どもや保護者の価値観の多様化も理由だと思う。
- 保護者からは、行事に参加させて良かったという意見がある一方、仕事で疲れてしまい子どもに十分関われない、地域や学校、市子連の役員などを複数やらなければいけないので大変だという意見も聴かれる。活動内容がわからないという意見もあったので、PR活動もしていきたい。
- 昭和の頃のような地域でまとまって何かするという意識は、平成、令和とだんだん薄れていき、個人で活動する意識が強くなっている気がする。横のつながりをどのように作っていくかを考えていくとともに、様々な活動の場がある中で、子ども会を選択してもらうには、企画や考え方を今の時代に合うように変えていかなければいけないと思う。
- 昔は、子ども会の意味を理解して選ぶというよりも、「みんなが入るもの」という同調のもと、全員が加入していたという面もあると思う。子ども会の活動がなくなった地域は、逆にチャンスととらえて、子育て世代や子どもをどのように把握し、組織化していくかということを、もう1回ゼロベースで考えられると思う。子ども会というものを定義し直して、どういう形にするかということを考える良い機会だと感じている。
- 役員側は、今ある組織を尊重するあまり、「子ども会はこんなに良いものだよ」と話を持っていきがちだが、これで本当に皆さんの気持ちをとらえられるかは疑問である。何が望まれているのかを踏まえて、組織全体を変革し、再構築していく必要があるのではないか。
- 子ども会という型にはめずに、自治会など皆で活動できるような方向に向けていくことも考えられるのではないか。
- 子ども会活動は、外に出て自然に触れあった活動をする等のイメージがあると思うが、e-スポーツなどのゲームを使うのも活性化につながると思う。
- 行政側から地域の活動を紹介してもらったり、「地域にはこういう団体があります」と紹介してもらえたらと思う。
- 単独自治会や子ども会だけで活動するのではなく、隣接する地区同士で協力できる関係づくりや、話し合いができる機会が得られればいいと思う。
子ども会に興味のある方は、青少年課(0465-33-1723)までお問い合わせください。
関連情報リンク
市長コラムから(抜粋)
市長コラム(令和5年10月16日)
10月8日(日)は、市民と市長の懇談会事業として「小田原市子ども会連絡協議会(通称:市子連)」の皆さんと意見交換を行いました。
少子化や核家族化、社会経済・生活環境の変化などにより、子どもを取り巻く状況や子ども会のあり方は、私が小学生だった50年ほど前とは比べものにならないくらい、大きく様変わりしています。
お話を伺い、それぞれ悩みや課題を抱えながらも、少しずつできることをやっていこう、過去にとらわれず考え方を変えてみようと、皆さん前向きに取り組まれています。
子ども・子育て政策は、市としても極めて重要と考えていますので、皆さんと一緒に知恵を出し合い、今後のこども会のあり方を模索しながら、国が掲げる「こどもまんなか社会」の実現を目指していきたいと思います。
10月8日(日)は、市民と市長の懇談会事業として「小田原市子ども会連絡協議会(通称:市子連)」の皆さんと意見交換を行いました。
少子化や核家族化、社会経済・生活環境の変化などにより、子どもを取り巻く状況や子ども会のあり方は、私が小学生だった50年ほど前とは比べものにならないくらい、大きく様変わりしています。
お話を伺い、それぞれ悩みや課題を抱えながらも、少しずつできることをやっていこう、過去にとらわれず考え方を変えてみようと、皆さん前向きに取り組まれています。
子ども・子育て政策は、市としても極めて重要と考えていますので、皆さんと一緒に知恵を出し合い、今後のこども会のあり方を模索しながら、国が掲げる「こどもまんなか社会」の実現を目指していきたいと思います。
この情報に関するお問い合わせ先
広報広聴室 広聴係
電話番号:0465-33-1263