おだわらMIRAIアワード2023

小田原市では、これまで以上に若者の視点やアイデアが生かされる環境を創出し、その強みや活力が発揮されるような場を提供することで、活躍したいと思う若者がチャレンジできる魅力的なまちにつながっていくものと期待しています。
そこで、これまでの本市の表彰制度では、その活躍にスポットがあたらなかった志の高い意欲にあふれた若者を表彰するため、新たに「おだわらMIRAIアワード」を創設しました。
今年は7組の若者から応募があり、令和5年12月9日(土)の授賞式で3組の若者がおだわらMIRAIアワードを受賞しました。
また、当日は、アニメーション映画監督・原作者であり小田原ふるさと大使の富野 由悠季氏がスペシャルゲストとして登壇。特別賞を受賞した鈴木 陽磨さんに賞状と副賞を贈呈し、この日参加した受賞者や来場者に対してエールをいただきました。

結果

おだわらMIRAIアワード

  • 黒田 寛亮(くろだ ひろあき)
  • 竹内 菫(たけうち すみれ)
  • TEDxSannomaru(テデックスサンノマル)実行委員会

特別賞

  • 鈴木 陽磨(すずき はるま)

受賞者紹介

黒田 寛亮

黒田寛亮さん
「釣り×環境保全×観光」の地域活性化事業への足掛かりを目指し、定期的な釣り教室を開催
日頃、釣具メーカー「SHIMANO」とプロ契約を結ぶアングラーとして活動している。
釣り教室参加者の釣り道具も全てSHIMANOがフルサポートすることで、初心者でも手軽に釣りを始めることができる。初心者向け釣り体験教室は、小田原の海にて実施。小田原在住で小田原の海を良く知るプロアングラーだからこそできる小田原の海とまちの魅力発信で、「湘南=サーフィン」といったように「西湘=釣り」というイメージ(ブランディング)を付ける事も大きな活動の目的としている。
釣り教室の売上金の一部については、黒田氏の意思により小田原の漁協へ寄付し、清掃・水辺整備活動費、水辺教室運営費に充ててもらっている。これにより、「釣り人が水辺環境保全活動に貢献出来る」「教室の参加者(釣り人)が増えれば増えるほど小田原の水辺環境が善くなる」という企画を実施。
その他にも、釣りマナー向上を目的としたガイドブック配布やゴミ拾いのクリーン活動により、地域住民と釣り人のトラブル防止や海洋ゴミ問題を考えるきっかけ作り、命をいただく事の大切さを伝える「釣り×食育×観光」もテーマに掲げ、積極的な活動を行っている。
授賞式の様子(当日欠席)
活動の様子

おだわらMIRAIアワードを受賞した感想

この度、小田原の未来に繋がる活動への表彰という事で、とても素敵な表彰制度をご用意いただき、またその賞を授賞出来ましたことを、大変光栄に思います。
現在、SHIMANO契約のプロアングラーとして製品の開発や釣りの普及活動、各メディアへの出演等、全国各地で活動しておりますが、この活動を始めた頃から常々、釣りで地域貢献したい、小田原のまちおこしをしたいと言い続けて動いてきました。
今回、おだわらMIRAIアワードを受賞したことで、ようやく自分の目標へと前進出来る大きなきっかけになったのではないかと思っております。

今後の活動の展開について

現在、小田原市を拠点に、正しく釣りを楽しむことができるよう、釣りレジャー客の増加を目的とした釣り教室の開催をはじめ、水辺環境保全活動(売上金を漁協へ寄付、ガイドブック配布、クリーン活動)と観光案内も同時に行っており、直近では小田原市の釣りガイドのふるさと納税化に向けて調整もしておりますが、本活動は私が将来的に目標としている展望のごく一部であり、足掛かりに過ぎないと感じております。

皆様へのメッセージ

私の釣りの活動や水辺環境保護に賛同していただける釣り人をインターンシップ制度で募集し、優良アングラーの人材育成を行うと共に小田原市釣り協会を発足し、釣り教室の拡大を目指しています。
そして、企業版ふるさと納税を活用した海釣り公園及びレジャー客用駐車場の開設、釣り場マップの作成、釣りレジャーのツアーパッケージ化等、将来的に実現したい構想はまだまだございます。
私が抱いている構想の実現、目標の達成が小田原市の未来へと繋がるような活動となるよう、今後更に尽力していきたいと思います。

竹内 菫

竹内菫さん
「ふろぷろ」の代表として中高生と向き合ってきた100日間
小田原市に在住・在学している中高生を主な対象とした社会教育プログラム「ふろぷろ小田原」を2年連続で実施。参加者らは自分視点で気が付いた地域課題に対して各々行動を起こし100日後にその成果を多くの市民の前で発表している。
プログラムの主催は、竹内氏が代表を務める一般社団法人FROM PROJECT。実際にワークショップを提供する運営主体は小田原で地域を盛り上げたいという気持ちを持った大学生たちになる。また、協賛や参加者が扱う分野に精通した人物を紹介する等の形で地域の企業や大人が多く関わったり、発表会では地元の大人をゲストとして招き、世代を超えて地域を元気にする起点となっている。
2年で23名の中高生により、計21個の地域プロジェクトが生まれた。この活動をきっかけに中高生が地域への関心を強め、プログラム卒業後も継続的に活動を推進する参加者らも多い。運営主体となる大学生にとっても学びの場となり、小田原の未来をひらく人材育成に繋がっている。
授賞式の様子
活動の様子

おだわらMIRAIアワードを受賞した感想

驚きとともに、とても嬉しく思います。感謝をお伝えしたい方のお顔が次々と思い浮かびます。振り返ると100人以上の地域の方々にご協力をいただき、その支えがあって実現できた活動でした。
今まで「ふろぷろ」に共感し応援してくださった皆様に感謝のご報告をし、喜びを分かち合いたいと思います。

今後の活動の展開について

現在、令和6年5月からの第3期開催に向けて準備を進めています。地域の未来を担うリーダー人材の育成とさらなる地域への還元のため、より多くの中高生にプログラムを体験してもらい小田原に住む多くの素敵な大人たちとの交流を促進できるよう、この先も継続的に活動していきたいと思います。

皆様へのメッセージ

挑戦したい中高大学生や、挑戦を応援したい地域の方々は、ぜひふろぷろのホームページからお問い合わせください。今後も、地域全体となって若者の挑戦を応援する土壌づくりに貢献していきたいと思います。
改めて、ここまでふろぷろ小田原にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!

TEDxSannomaru実行委員会

TEDxSannomaru実行委員会
Traditions and Transitions 「伝統と変化」をテーマに世界に向けて発信
TEDxSannomaruは、TEDカンファレンス・イベントの地域版「TEDx」として令和5年4月に小田原で初めて開催した。
テクノロジー、エンターテインメント、デザインなど様々な分野をリードするスピーカーが登壇し、革新的なアイディアや知識を共有する場として世界中の多くの人々から注目されている「TED Conference」を主催するTEDの正式ライセンスのもと、三の丸地域をはじめとした県西地域(2市8町)から、世代や分野を問わず様々なアイデアやビジョンを集め、TEDの持つ多様なコミュニティ(TEDx・TED Talks)を通じて世界中に向けて発信している。
「TEDxSannomaru2023」の開催テーマは「Traditions and Transitions (伝統と未来への歩み)」。歴史ある小田原から世界とつながり、未来に向けて「より良いアイデア」を広め、共創の機会を醸成していきたいという思いが込められている。
 
授賞式の様子
活動の様子

おだわらMIRAIアワードを受賞した感想

この度は素敵な賞をいただき、誠にありがとうございます。
今回の受賞は11名の登壇者をはじめ、チームの皆さん、サポーターの皆様のご協力と共創によって初開催できたこと、関わった皆さんお一人お一人が受賞したと思っています。

今後の活動の展開について

小田原で初開催となるTEDxSannomaruの取組を通じて小田原から世界へ、より良いアイディアを発信する機会になりました。
今後も是非次世代にバトンタッチしていきながら、活動を継続していきたいと考えています。
引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。

皆様へのメッセージ

「TEDxSannomaru2023」登壇者11名のスピーチは、TED公式チャンネル「TED Talks」にて世界へ向けて公開しています。是非、ご視聴ください。詳細は、公式ホームページからご確認ください。

せかおだ(第10回「おだわらMIRAIアワード」)

受賞者の活動や、これまで語られなかった裏話、活動に込めた想いなどをお届けします。
※せかおだ…「世界が憧れるまち”小田原” 」の動画配信として、市の様々な取組をご紹介しています。
これまでの動画は、こちらからご覧ください。

授賞式オープニングムービー

ロゴマーク

ロゴマーク
おだわらMIRAIアワードを創設するにあたり、神奈川県立小田原城北工業高等学校デザイン科2年生にロゴマークの制作を依頼しました。
ロゴマークについては、「小田原の明るい未来」や「夢や希望」をイメージできるデザインとしてお願いしたところ、37作品が提出されました。ひとつひとつに制作者の想いが込められた素敵なデザインがそろいました。
ロゴマークの選考には、小田原市の20代から30代の若手職員も加わり、溝井 麻歩さんの作品に決定しました。

ロゴマークに込めた想い

  • 未来に続いていく道、階段をイメージした円
  • 未来を明るく照らす太陽
  • 城と海(波)、Odawaraの“O”を梅の花にして小田原を表現
  • Odawara MIRAI Awardを通して、小田原市の未来への道が明るく照らされていることを表現

授賞式

日時 令和5年12月9日(土)開場:10時30分 開演:11時(12時30分終演予定)
場所  小田原三の丸ホール 小ホール
内容 応募者の活動発表
結果発表、表彰 など
出席者 小田原市長 守屋 輝彦
おだわらSDGs実行委員会 会長 原 正樹氏
スペシャルゲスト 小田原ふるさと大使 富野 由悠季氏
※ゲスト出演については、急遽変更する場合がございます。
協賛 株式会社伊藤園
花王株式会社・花王コスメプロダクツ小田原株式会社
キリンビバレッジ株式会社
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブ
Nama Gâteau Au Chocolat
一般財団法人八三財団
はなまる農園
有限会社早瀬幸八商店
万葉倶楽部株式会社
株式会社リンクライン
株式会社REXEV
協力 おだわらSDGs実行委員会

活躍する若者を表彰します!

チラシ画像
小田原市では、これまで以上に若者の視点やアイデアが生かされる環境を創出し、その強みや活力が発揮されるような場を提供することで、活躍したいと思う若者がチャレンジできる魅力的なまちにつながっていくことを期待しています。
そこで、これまでの本市の表彰制度では、その活躍にスポットがあたらなかった志の高い意欲にあふれた若者に特に注目し「おだわらMIRAIアワード」で表彰することにより、背中を押し、認知度を押し上げ、さらなる活動拡大につなげてほしいと考えています。
目的 第6次小田原市総合計画「2030ロードマップ1.0」において、まちづくりの推進エンジンの一つに位置付けている若者活躍の取組を推進するため、「おだわらMIRAIアワード」を創設し、活躍する若者を表彰することにより、将来都市像である「世界が憧れるまち“小田原”」の実現に向けた機運を醸成し、活躍する人材の裾野を拡大することで、本市のポテンシャルの更なる引上げを目指すものです。
表彰の対象
  • 令和5年4月1日時点で、本市を主な活動地域とする40歳未満の個人又は構成員の過半数が40歳未満の団体(NPO法人、民間事業者、任意の団体など)であること(活動分野の例:まちづくりの推進、観光の振興、経済活動の活性化など)
  • 本市のまちづくりにつながる優れた活動を行っていること
  • 令和4年4月から提出書類の締切日(令和5年9月30日)時点までに活動実績があること
表彰の対象外 次のいずれかに該当する個人又は団体は、表彰の対象となりません。なお、団体にあっては、全構成員が条件を満たしていることとします。
  • 宗教活動又は政治活動を主目的として活動するもの
  • 社会通念上、表彰にふさわしくない行為を行っているもの
次の活動は、表彰の対象となりません。
  • 営利を目的として行うもの
  • 地方公共団体等の委託業務により実施しているもの
応募(推薦)方法 個人、団体ともに、自薦、他薦どちらでも構いません。締切日までに、次の書類を提出してください。
  • 推薦書(様式第1号(個人用)又は様式第2号(団体用))
  • 構成員名簿(様式第3号)
  • 定款又は規約(個人の場合は不要。)
  • 参考資料(活動の様子等を撮影した写真など)
※提出時は、年齢を確認することができる資料(保険証、マイナンバーカード(顔写真のある面のみ)等の写し)を添付してください。
締切日 令和5年9月30日(土)午後5時※期限内必着
表彰件数 3件程度
プレゼンテーション審査 令和5年10月28日(土)

募集要項・様式【募集は締め切りました】

要綱

この情報に関するお問い合わせ先

企画部:未来創造・若者課 共創・若者活躍係(おだわらイノベーションラボ)

電話番号:080-4429-6253

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