手術支援ロボットダビンチ

県西地域で初の手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入

手術支援ロボット「ダビンチXi」 × 小田原市立病院/市立病院の機能強化に向けて

 
市立病院は、県西地域で初となる手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入しました。これまで、ダビンチ手術を希望される県西地域の皆様には県西地域外の病院をご利用して頂いておりましたが、より近くでお住いの地域内でダビンチ手術を行うことが出来るようになります。
 市立病院は、県西地域で初となる手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入しました。これまで、ダビンチ手術を希望される県西地域の皆様には県西地域外の病院をご利用して頂いておりましたが、より近くでお住いの地域内でダビンチ手術を行うことが出来るようになります。
 「ダビンチXi」の導入は、2026年春の開院を目指して進めている新病院建設事業の医療DX機能の一環であり、新病院における診療体制の充実を図ることを目的として先行導入しました。
 今回導入した「ダビンチXi」は第4世代システムの最新機器となります。従来のものよりアームの可動域が広く、様々な術式に対応できることや専用の連動テーブルモーション手術台があるため、手術をスムーズかつリスクを少なく行うことができます。
 
 ダビンチ手術のメリットや市立病院で行えるロボット手術例も掲載しましたので、ご覧ください。

 ダビンチとは

2月3日市民公開講座でダビンチとその手術について講演します。

手術支援ロボット「ダビンチXi」とその手術について、知っていただくために、2月3日に市民公開講座を開催します。   日時 令和6年2月3日(土)10時00分~12時00分 (UMECOは9時30分開場、Zoomは9時50分入室を予定) 会場 おだわら市民交流センターUMECO 内容 講演1 前立腺癌と当院に導入した手術支援ロボット「ダビンチXi」について 講師 泌尿器科部長 藤川直也 先生 講演2

※終了いたしました。

手術支援ロボット「ダビンチXi」とその手術について、知っていただくために、2月3日に市民公開講座を開催します。
 

  • 日時 令和6年2月3日(土)10時00分~12時00分
(UMECOは9時30分開場、Zoomは9時50分入室を予定)
  • 会場 おだわら市民交流センターUMECO
    内容
  • 講演1 前立腺癌と当院に導入した手術支援ロボット「ダビンチXi」について
    講師 泌尿器科部長 藤川直也 先生
  • 講演2 肺癌手術における、胸腔鏡手術からロボット手術への変遷
    講師 東海大学医学部付属病院 外科学系呼吸器外科学 講師 松﨑智彦 先生

ダビンチ導入から手術までの状況

手術支援ロボット「ダビンチXi」始動

  2024年1月下旬に当院泌尿器科において、ロボット支援手術の初症例が行われたことをご報告いたします。今回行われた手術は前立腺全摘除術ですが、今後も手術可能な術式を増やしていく予定です。これからも県西地域の皆様に安全で高度な低侵襲ロボット支援手術を提供してまいります。

初症例
 

ロボット手術チームとのシミュレーションを実施しました(2024年1月17日)

 ロボット手術チームのシミュレーションを行いました。医師や看護師、コメディカルが参加し、それぞれの動きや役割を確認しました。手術の開始から終了までの全体の流れのほか、鉗子の取り付けや交換、ダビンチのセッティングなど細部まで、それぞれ連携が取れているか確認しています。
産婦人科(執刀医:瀬川医師)と泌尿器科(執刀医:藤川医師)でスタートします。
産婦人科(執刀医:瀬川医師)と泌尿器科(執刀医:藤川医師)でスタートします。
シミュレーションの様子
シミュレーションの様子
チームで動きを確認しています。
チームで動きを確認しています。

シミュレーションを実施しました(2024年1月10日)

 泌尿器科でのシミュレーションを行いました。認定資格を受けた医師が「ダビンチXi」を操作します。ロボットアームの鉗子付け替えや腹部を模した模型にアームを取り付けなどを行いました。このように、実際の手術に近いシミュレーション訓練を繰り返し行うことができます。
腹部の模型にロボットアームを接続する様子
腹部の模型にロボットアームを接続する様子
鉗子の交換もスムーズに行えます。
鉗子の交換もスムーズに行えます。
執刀医はコンソールを操作してアームを動かします。
 執刀医はコンソールを操作してアームを動かします。

シミュレーションを実施しました(2023年12月20日)

シミュレーションを行いました。ダビンチを配置し手術室でのレイアウトの確認を行いました。手術室では、限られた空間で様々な機器が置いてあったり、多くの職員が作業を行うので、レイアウト確認をすることは重要になります。スムーズな手術を行えるようレイアウトからチェックをしています。
ダビンチを配置します。
ダビンチを配置します。
手術に携わる医師や看護師それぞれが確認を行います。
手術に携わる医師や看護師それぞれが確認を行います。
患者役を立てて配置に問題がないか確認します。
患者役を立てて配置に問題がないか確認します。

ダビンチを報道関係者に公開しました(2023年12月8日)

 搬入した手術支援ロボット「ダビンチXi」を報道関係者に公開しました。
 川口病院長から導入した「ダビンチXi」について、その有効性や導入の意義を説明しました。実際に病院長が「ダビンチXi」を使用して縫合のデモンストレーションを行うとともに、報道関係者の方にもコントローラーを触っていただき、その動きを体感していただきました。
公開した「ダビンチXi」
公開した「ダビンチXi」
「ダビンチXi」のデモンストレーション
「ダビンチXi」のデモンストレーション
説明をする川口病院長
説明をする川口病院長

ダビンチを搬入しました(2023年11月25日)

 いよいよ手術支援ロボット「ダビンチXi」が当院に搬入されました。
 手術室に設置するため、搬入は手術がない土曜日に行い、専門業者により厳重に梱包して安全に配送していただきました。
 手術室までは、エレベーターや曲がり角など通過が困難な場所もありましたが、専門の方が作業しているため、安全でスムーズに設置することができました。
 搬入には職員も立会い、導入への期待がより高まりました。

大きな箱に入って運ばれてきます。
大きな箱に入って運ばれてきます。
移動の様子
移動の様子
箱から出した様子
箱から出した様子
搬入した「ダビンチXi」
搬入した「ダビンチXi」

院内のキックオフミーティングを行いました(2023年10月30日)

 「ダビンチXi」の導入が決定し、契約も締結したことから、院内の関係職員を集めキックオフミーティングを開催しました。
 キックオフミーティングでは、冒頭に病院長から「ダビンチXi」の導入についての期待が語られ、それぞれのトレーニング予定や搬入から手術までの流れについて確認し、導入に向けた思いを共有しました。
キックオフミーティングの様子
キックオフミーティングの様子
 

この情報に関するお問い合わせ先

病院管理局:経営管理課

電話番号:0465-34-3175


小田原市立病院

〒250-8558 神奈川県小田原市久野46番地 電話:0465‐34‐3175ファックス:0465‐34‐3179

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