ダビンチとは

がんや良性腫瘍などの摘出術を支援する手術ロボットです。当院で導入する「ダビンチXi」は患者さんの体に内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、3D画像を見ながらロボットアームを遠隔操作することで手術を行います。アームと手の動きは連動しており、拡大した3D画像を見ながら高精度のロボットアームで手術を行うため、繊細で緻密な操作ができます。また、保険適用の術式も増えていることから、これからの当該手術の主流になるものと考えています。
「ダビンチXi」を用いた手術をするメリット
患者さんの負担を軽減します

傷口を小さくし、術後の痛みが少なくなる低侵襲手術を行います。出血も少ないため、入院期間が短くなり、早期の社会復帰が可能です。
安全で高度な手術を実現します

人間に生じる手先の震えを手ぶれ補正機能で補助をします。また、ロボットアームのため、従来の手術では届かない病変にも届くようになり、より安全で精密な手術が可能です。
市立病院で行えるロボット支援手術例
泌尿器科 | 前立腺全摘除術 |
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産婦人科 | 子宮全摘術 仙骨膣固定術 |
この他にも、呼吸器外科や消化器外科等行える手術を増やしていく予定です。
この情報に関するお問い合わせ先
病院管理局:経営管理課
電話番号:0465-34-3175