誤嚥性肺炎のリスクの層別化とリハビリテーションの効果の研究について
Ⅰ.誤嚥性肺炎のリスクの層別化とリハビリテーションの効果について
本研究の目的は当院に入院中の方に対して、誤嚥性肺炎のリスクを層別化し、入院中の誤嚥性肺炎の合併率を調査することです。適切にリスクを層別化することができれば、誤嚥性肺炎を予防するためのリハビリテーションを実施することが可能となります。本研究はリハビリテーションや看護のケアにおける一般的な評価や治療を前向きに調査するものですので患者様に特別な負担を強いることはありません。
Ⅱ.誤嚥性肺炎のリスクの層別化と予防的リハビリテーションについて
1) リスクの層別化のために、嚥下機能の評価を看護師が行います。嚥下機能が低下している方には担当療法士が咳嗽力を評価し、必要に応じてリハビリテーションが開始となります。
2) リハビリテーション科医師の指示のもと、開始時に担当療法士がリハビリテーションの内容や意義、方法などについて説明致します。
3) 内容を理解して頂いた上で、リハビリテーションを実施致します。
2) リハビリテーション科医師の指示のもと、開始時に担当療法士がリハビリテーションの内容や意義、方法などについて説明致します。
3) 内容を理解して頂いた上で、リハビリテーションを実施致します。
Ⅲ.起こりうる合併症について
誤嚥性肺炎の予防的リハビリテーションは、嚥下訓練と予防的体位管理が中心となり、必要に応じて運動療法を行います。主治医の指示のもと、担当療法士が十分にリスクを把握し、科学的根拠に基づいたリハビリテーションを施行します。
Ⅳ.説明内容の理解と自由意志による同意承諾およびその取り消しについて
よくわからなかった点や疑問な点がある場合は、いつでも遠慮なさらずに担当者に説明をお申し付け下さい。またこの研究に参加するかどうかはあなたの自由です。参加しない場合でもあなたの不利益になることは一切ありませんので、同意されない場合は担当者までお申し付け下さい。
得られた情報については当院でデータ解析され学会や研究会で発表されることがありますが、あなたの氏名や生年月日を含む個人情報が外部に流出することのないよう万全の注意を払っています。
得られた情報については当院でデータ解析され学会や研究会で発表されることがありますが、あなたの氏名や生年月日を含む個人情報が外部に流出することのないよう万全の注意を払っています。
研究責任者
小田原市立病院 リハビリテーション室 中山 滋、柳川直望、小澤哲也