PET-CT検査の説明
PETは検出器が360°のリング状に検出器が配置され、体内から放出される放射線を様々な角度から検出し画像化しています。PET-CT装置はPETとCTが一体となっていて、同時に2つの画像を取得することが出来ます。主な検査はがん検査や認知症、血管炎などが対象になります。
がん細胞は、増殖し、転移することで広がっていきます。そのエネルギーとなるのがブドウ糖であり、がん細胞は正常の細胞と比べて多くのブドウ糖を取り込むため、FDG検査薬を患者さんに注射することで、がんの部位に検査薬が集まります。
検査薬が集まった部分からは放射線が放出されるため、それを機械で画像化し、病気がどこにあるかを見つけ出すことができます。
Biograph Trinion特長
Siemens healthineers社の最新のPET-CTであるBiographTrinonでは将来を見据え、進化しつづける臨床の可能性に柔軟に対応するPET-CT 装置です。高い空間分解能と239 psの超高速TOF性能をもつ空冷式のデジタルPET検出器を採用し、より高速で被ばく線量の少ない撮像を実現しています。また、画像化に寄与しない無効被ばくをカットするTin filterにより、低被ばくと診断用CT の高画質を両立しています。
特長1
高性能なPET、CT、ソフトウェアを完全に統合した1つのプラットフォームがもたらす迅速さと正確さで、PET-CTイメージングをさらに進歩させます。高画質、短時間検査、被ばく線量低減を実現します。
特長2
Biograph Trinionは、腫瘍学、循環器学、脳神経学、セラノスティクス、アルツハイマー型認知症の新規放射性薬剤など、幅広いPET検査と放射性薬剤に対応し、一貫した高品質の画像を提供します。
特長3
自動化された品質管理は、朝の貴重な時間を節約します。AI ベース機能と myExam Companion が、迅速で一貫性のある結果を自動的に提供します。
特長4
スムーズでパーソナライズされた検査を提供することで、不安を和らげます。タブレットとワイヤレスリモコンを備えたScan&GOのフレキシブルなワークフローにより、部屋中を自由に移動することができ、被検者に意識を向けることができます。ムードライトとフレアボアは、落ち着いた雰囲気を作り出します。また、被検者用カメラにより、検査中の被検者を注意深く見守ることができます。
何がわかるの?
* 悪性腫瘍(肺癌、乳癌、頭頚部癌、悪性リンパ腫、原発不明癌、悪性黒色腫等) * 治療効果の判定、再発診断 * 腫瘍の大きさ、場所の特定、転移状況、良悪性の有無 * アルツハイマー病、 てんかんなどの評価 * 大型血管炎の確認
PET-CT検査の注意点
* この検査ではX線CTと放射性医薬品による放射線被ばくが生じます。
* 狭いところが苦手(閉所恐怖症)の方は事前にお申し出ください。
* 仰向けで安静に寝ることが難しい方(30分程度)は事前にお申し出ください。
* 検査当日6時間前(心疾患検査は18時間前)からは、糖分を含む飲み物、食べ物を摂らないようにしてください。
(ジュース、牛乳、キャンディ、ガム、タブレット等の菓子類含む)
* 当日は糖分を含まない水、お茶であれば飲んで頂いて構いません。
* 糖尿病薬の服用やインスリン注射されている方は、事前に担当医師にお申し出ください。
* 授乳中または妊娠の可能性のある方は必ず申し出てください。
* 検査前日及び当日の激しい運動は避けてください。
* 検査当日は金具のない下着を着用してください。
この情報に関するお問い合わせ先
病院管理局:経営管理課
電話番号:0465-34-3175