25日、深夜1時前に相馬より帰宅。小田原では雨が降っており、この日の諸行事が心配でしたが、朝には小雨に。各行事は当初の予定通り「小雨決行」となりました。
まずは、酒匂川河川敷での小田原市水防訓練へ。小田原市消防団を中心に、小田原市消防本部、市防災部・建設部、小田原市土木建設協同組合、西さがみ建設協同組合の皆さんにより、各種水防技術の訓練を行いました。基礎的な水防手段である土嚢(どのう)を用いた各種水防工法のほか、堤防を守るT型マット張り工法、重機を用いての大型土嚢積み工などの訓練の他、ドローンによる情報収集活動、国有財産等の無償使用制度により総務省消防庁から配備された小型救助車の走行デモなど。この日の訓練を活かし、これからの出水期に備えていくことになります。

水防訓練が終わる頃には雨も上がり、時折日が差すように。防災服のまま、鬼柳の田んぼで行われていた、「みんなで田植え大作戦!!」に合流。絶滅危惧種のメダカを守ることにつながるよう、休耕田を復活させた田んぼでの田植えを「めだかサポーターの会」の皆さんが企画し、「おだわらSDGsパートナー」をはじめ、お子さん連れのご家族など大勢が参加されていました。当初は作業を見守っているつもりでしたが、前夜の雨で水が深すぎたり、苗が小さかったりと、作業が大変そうでしたので、私も田んぼに入り皆さんと田植え。かつて、曽我で米作りをしていたころ、こうした大勢での田植えは何度も経験していましたので、作業をリードさせて頂きました。素足で入る田んぼの感触はとても懐かしく、皆で気持ちを合わせて行う田植えは楽しいものです。鬼柳では今週以降も何度か田植えが行われるとのこと、時間が取れればできるだけ参加したいと思います。
泥がついた格好のまま、旧市民会館跡地へ。第2回目となる「おだわらつながるマルシェ」の会場を訪ねました。朝のうちは小雨模様で人の出足はまばらだったようですが、お昼近くからは賑やかに。人工芝が敷き詰められた会場にはズラリとテントが並び、地場の農産物や加工品、おいしい惣菜やランチ、工芸品や花、アクセサリー、絵本や遊びのコーナーなど、盛りだくさんの内容。会場のあちこちで、出店者や来場者の皆さんとの語らいを楽しませていただきました。持続可能、地産地消、オーガニック、ごみゼロなど、これからの地域社会にとって大切な理念をしっかり踏まえたマルシェ。今後も進化しながら続いてほしいと思います。
帰宅して着替えた後、三の丸ホールで開催された「酒匂ジョイフルクワイヤー」の10周年記念コンサートへ。酒匂中学校PTAの活動を一緒に行っていたお母さんたちで結成され、今年は13年目。コロナ禍のため実施できなかった10周年コンサートが、ようやく大ホールで開催されたものです。とても元気でパワフル、そして愛に溢れたゴスペルで、聴く人たちに笑顔と幸せを届けてくれる、素晴らしいチーム。この日も、全力で熱唱する皆さんの姿に感銘を受けました。これからの益々の活躍を大いに期待しています!