市長の日記

市長の日記

2025年05月28日(水)

漫画家・後藤さん、Re農地、元消防職員表彰

 26日は、午後から3件のご来訪。
 小田原市出身の漫画家、後藤羽矢子さん。最近市内の書店の店頭で平積みされ話題のご当地漫画「小田原観光大使になれるかな」を執筆されたお方です。内容は、ご本人を模したキャラクターが案内する形で、小田原の様々な観光スポットや名物グルメを紹介するもので、今回第2巻を発行されたとのこと。1巻に15ないし20ほどの話題が盛り込まれており、小田原市民なら名称は訊いたことはあるけど意外と知らない細かな情報や、関係者の思いやエピソードなどが、丹念な取材を経てちりばめられています。
 小田原のまち歩き観光をする上で恰好のガイドになるのは勿論、全体を通じて後藤さんの小田原愛が溢れており、小田原市民が小田原のことを更に好きになる内容でもあります。まずは市民の皆さんに手に取ってご覧頂きたい作品。今後の続編が楽しみです!
後藤羽矢子さんと後藤羽矢子さんと
「小田原観光大使になれるかな」既刊の2冊「小田原観光大使になれるかな」既刊の2冊
 片浦地区を中心に、市民の力で耕作放棄地を開拓し、農地として使い続けていくための様々な取り組みを行っている「Re農地プロジェクト」の皆さん。
 2011年に「片浦 食とエネルギーの地産地消プロジェクト」として発足、2016年から耕作放棄されたミカン園の開墾に着手、2017年より「Re農地講座」を展開、意欲ある市民はもとより、都市部も含め市外から多くの参加者を受け入れ、活動を続けておられます。現在は、農について学ぶ講座、開拓した農地を活かすRe農地隊、多様な企業との協働、福祉施設との連携、農地のリノベーション活動などを通じて、開拓や農の技術の習得をベースとしながらも、農地がもつ多面的な価値を活かした幅広い交流活動、さらには農的空間を活かした地域づくりや人づくりなどにも展開。
 参加者にはリピーターが多く、移住に至る人も少なからずいるとのこと。私もワイン葡萄栽培の前段で行った開拓作業で、Re農地隊の皆さんにずいぶん力を貸していただきました。耕作放棄がこれから急速に進む中、Re農地の活動は益々重要です。市としてもしっかりと連携していく考えです。
Re農地隊の皆さんとの懇談Re農地隊の皆さんとの懇談
以前参加したRe農地隊の活動風景(2020年7月)以前参加したRe農地隊の活動風景(2020年7月)
​​​​​​​ 危険業務従事者叙勲を受けられた、小田原市消防の元職員のお二人が、受章報告に来られました。元市消防監で足柄消防署長を務められ瑞宝双光章を受章された久保寺照雄さんと、元市消防司令長で警防第1課長を務められ瑞宝単光章を受章された澁谷和憲さん。奉職当初からの活動を振り返ってのご苦労話などを聞かせていただきながら、消防現場を支えてこられたお二人の積年のご功労に、私からも感謝の思いをお伝えしました。
叙勲を受けられた元消防職員のお二人、黒柳消防長と叙勲を受けられた元消防職員のお二人、黒柳消防長と

2025/05/28 10:36 | 未分類

 

ページトップ