市長の日記

市長の日記

2025年07月17日(木)

優良工事表彰、酒匂・小八幡地区 ほか

 7月17日と言えば、京都・祇園祭。京都で過ごした学生時代は、夏場のあまりの暑さに加え、ものすごい人出となるため、一度しか行ったことがありませんでした。関西地方は梅雨明け宣言が出されているものの、天候が不順のようです。今日の山鉾巡行も無事に催行できるとよいのですが。

 ここ数日は、庁内での重要なミーティングが続いています。第7次小田原市総合計画第1期実行計画策定作業の進捗、小田原地下街「HaRuNe小田原」の今後の運営見通し、旧市民会館跡地の利活用に関わる方針、市内の水稲農業を支えるための方策・・・。地域課題や財政運営の難しさが増す中、慎重な判断と方針の見極めが求められる局面が続きます。
 並行して取り組んできた、新任監督者とのミーティングも、今日が8回目で最後となります。市政運営の現場を担い、かつ若手職員のマネジメントも担う監督者の役割は、本市の組織の中でも大変重要であり、一人ひとりの課題意識や思いをできるだけ丁寧に聞き取ってきました。それぞれの「人となり」もよく分かり、組織の中核として真摯に職務に向き合っている新任監督者たちの存在を、とても心強く感じたミーティングとなりました。
 そうしたミーティングの合間、15日は優良工事感謝状贈呈式が行われました。毎年度、本市の公共工事において優れた施工を行って頂いた事業者を讃える制度で、今回は昨年度に完成した優良工事2件に感謝状を贈らせて頂きました。まず、城山陸上競技場改修工事を手がけた、奥アンツーカ株式会社東京支店。日本陸連の第2種公認を引き続き受ける必要から行った、走路等の全面改修工事で、正確な施工と仕上がり、工期管理が求められました。もうひとつは、板橋の皆春荘庭園整備工事を手がけた、緑栄造園土木株式会社。清浦奎吾の別邸であり、山縣有朋が作庭を指揮した庭の復原整備という、難しい仕事でした。いずれも、高い水準で工事を行って頂き、それぞれ利用者や来訪者に喜んで頂いていることなども含め、感謝をお伝えしました。
​​​​​​​ 夜は、「市民と市長との地域活動懇談会」を、酒匂・小八幡地区にて開催。平成22年にまちづくり委員会が立ち上がり、以来活発な活動を続けておられる同地区。東日本大震災直後に取り組んだ津波避難ビルの依頼活動を皮切りに、7つの分科会がそれぞれ工夫を凝らして活動。ケアタウン構想とも連動する形で十数年も続いている高齢者サロン「ふらっとエスケイ」や生活応援隊である「エスケイひだまり」、今年に入ってからも新たに「酒匂・小八幡フェスティバル」の開始など、他地区のモデルとなるような意欲的な取り組みが複数続けられており、地域コミュニティの諸施策を進める上でとても心強い存在。19日には小八幡の納涼祭にもお招きを頂いており、皆さんとの交流を深めたいと思います。

2025/07/17 11:02 | 未分類

 

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