17日、前夜に降った雨の気配が朝にも残りましたが、午前中には日が差し、午後までにはキレイに晴れ上がりました。これで関東はまもなく梅雨明けになると思われます。
午後、三の丸ホールへ。第56回小田原市民生委員児童委員大会に参加、15年および6年の永年勤続表彰をさせて頂くと共に、日頃地域福祉を中心的に支えて下さっていることに対し心より御礼を申し上げました。今年は3年に一度の一斉改選の年。担い手の減少が進む中ですが、なんとか欠員を増やすことなく、新しい体制に移行していって頂きたいと思います。

続いて、小田原箱根商工会議所へ。恒例となっている、会議所役員の皆さんと市幹部職員の意見交換会に臨みました。会議所からお尋ねのあった、地域経済好循環推進条例の周知方法、多様性・公平性・包摂性を取り入れたまちづくり、伝統的工芸品月間国民会議全国大会(KOUGEI EXPO)、海を活かしたまちづくり、エネルギー政策などについて、市の取り組みを説明し、会議所の皆さんとのより一層の連携を進めることを確認。
夕刻は、小田原の男子ソフトボールチーム「西湘」の皆さんが、春に続いて夏の全国大会に出場するにあたっての報告に来てくれました。3月に行われた全国大会では、残念ながら1回戦で敗退。その悔しさをバネに練習を重ね、同じメンバー(6年生)で臨む今大会では、まずは初戦突破し、そして優勝を目指していくとの力強い宣言がありました。8月2日から福井で行われる全国大会、ぜひとも朗報を待っていると、私からも激励。
17日から日付が変わった18日の午前1時、小田原漁港に集合。小田原市漁業協同組合が運航する大型定置網漁船「第二大漁丸」に乗船、定置網漁~水揚げ~セリまでを久しぶりに見学させて頂きました。
この日は、神奈川県環境農政局の尾﨏(おさこ)局長を、小田原の定置網漁をご案内させて頂くべく、市水産海浜課にアレンジを依頼。市漁協の高橋組合長もご一緒頂き、市からは私・経済部長・水産海浜課長も乗船。1時半に出港、約1時間半をかけて米神と石橋の2つの定置網を締め、3時半に帰港。米神で4.3トン、石橋で1.5トンの水揚げ。アジ、イサキ、イワシ、カマス、ソウダカツオ、ハモなど、小田原らしい多種の魚が、この時期にしてはまずまずの量となりました。そこから大型選別機で仕分けし、5時半から小田原市水産市場独特のセリに。小田原の辰清丸、日渉丸のほか、真鶴岩、二宮、福浦、大磯、江ノ島など、近郊各地からの水揚げもあって、朝の水産市場は活況を呈していました。
30代前半、長女の病気療養にと安全なコメや野菜を作る農家生活を送っていた頃、家計を補うためもあり、朝のアルバイトで小田原市水産市場に通っていたことがきっかけで、1年間江之浦から出る定置網漁船「又衛丸」の乗組員として毎朝網締めを手伝っていました。その頃の感覚が久しぶりに蘇った、定置網と水産市場の嬉しいひとときでした。改めて、この新鮮な海の幸をたっぷりと頂ける小田原の幸せを感じます。