市長の日記

市長の日記

2025年09月25日(木)

暑さ寒さも彼岸まで

 お彼岸に入り、気温がぐっと下がってきました。暑く長かった夏が、ようやく終わりそうです。ここ数日は、夜に窓を閉めて就寝、朝は長袖を羽織ったりするように。市内の田んぼでは稲刈りも進み、米作りをしている友人たちの様子から、小田原でのお米のできはまずまずのよう。近年、日本は「夏と冬しかない」と言われるようになりましたが、秋の風情も味わいながら過ごしたいものです。

 「秋分の日」の23日、午前中はここしばらく手入れができなかった城山の畑で草刈りを済ませ、午後から市内各所での催事に参加。
 まずは、三の丸ホールにて行われた、小田原ライオンズクラブ主催の第41回イングリッシュ・スピーチ・コンテストに。高校生たちによる英語スピーチ大会で、今年は25人がエントリー。昨年も参加したのですが、英語のスピーチ力が高いことに加え、英語で語られるスピーチの内容が素晴らしく、驚いた記憶があります。異文化コミュニケーション論に留まらず、日本の文化の特質、友人や家族との関わりを通じた深い内省、世界の平和を巡る考察など、私たち大人が日本語で語ろうとしても苦労するようなテーマが数多くありました。今回は公務の都合でスピーチそのものを聴くことが出来なかったのですが、いずれは日本人としての誇りを胸に国際社会を担う人材として、大きく育ってほしいとメッセージを伝えました。
イングリッシュ・スピーチ・コンテストにて、参加者に激励イングリッシュ・スピーチ・コンテストにて、参加者に激励
 市民交流センターUMECOに移動、「デフリンピック応援イベントin小田原」に参加しました。今年はデフリンピック(聴覚障がい者が参加する国際競技大会)が100周年を迎え、しかも日本では初めての開催が11月に東京で予定されています。この機を捉え、小田原でもろう者が日常生活を円滑に営むことができるよう、ろう者にとって大切な言語である「手話」を誰もが使いやすい社会への理解や啓発を目的として行われたイベント。手話体験や要約筆記体験などのコーナーをはじめ、午後は今回の大会に陸上種目で日本代表が内定し活躍が期待される、2017年デフリンピックの金メダリスト山田真樹選手の講演も。私も障がい福祉課職員に教えてもらった「小田原市長の加藤憲一です」との手話を交え、挨拶をさせて頂きました。
デフリンピック応援イベント 手話を交えご挨拶デフリンピック応援イベント 手話を交えご挨拶
日本代表に内定している山田真樹選手と日本代表に内定している山田真樹選手と

2025/09/25 10:22 | 未分類

 

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