市長の日記

市長の日記

2025年11月10日(月)

いっせい総合防災訓練、中学生沖縄派遣報告会 ほか

 先週7日の日記に記載した、6日に訪問した山形置賜地方での写真をアップします。
JA山形おきたま本店の高橋米穀部長らとJA山形おきたま本店の高橋米穀部長らと
置賜自給圏推進機構の菅野代表理事ほか皆さんと置賜自給圏推進機構の菅野代表理事ほか皆さんと
 8日は終日諸行事が続きました。
 午前中は、小田原市いっせい総合防災訓練。市内の広域避難所25か所で同時に、地域住民主体による広域避難所開設などの訓練が行われました。全ての地域を回ることが難しいため、市長・両副市長・教育長で分担し3地区ずつを訪問。私は芦子小・町田小・山王小を訪ね、訓練に取り組む皆さんの様子を拝見させて頂きました。
 8時半の災害発生想定から始まり、広域避難所である各小学校に徒歩で参集、避難所を開設。その後、仮設トイレの設置、飲料水兼用耐震性貯水槽からの飲料水取り出し、要支援者の移動支援、AEDや三角巾などの救命講習、機材を使った炊き出し、消防団による消火訓練など、地域ごとに組まれたプログラムに沿って訓練が実施されていました。山王小学校では自衛隊による炊き出し訓練、桜井小学校では甲府市による給水訓練など、外部団体からも様々なご協力を頂きました。参加された皆さん、お疲れ様でした!
いっせい総合防災訓練 町田小の会場にていっせい総合防災訓練 町田小の会場にて
 午後からは、市役所にて中学生沖縄派遣事業成果報告会が開かれました。戦後80年の節目にあたり、日本で唯一の地上戦が行われた沖縄の地を訪ね、そこで何が起きていたのか、戦争の実際を感じてもらうと共に、平和を守り平和を創っていくことの大切さを学んでほしいとの願いを込めた企画。8月上旬の2泊3日での沖縄訪問を核に、事前に2回、事後に2回の学習も実施。この日は、そうした一連のプログラムに参加した中学生たち24名が4つのグループに分かれて、派遣事業で感じたことやこれから取り組むべきことなどについて報告をしてくれました。
 摩文仁の平和祈念資料館、ひめゆりの塔、陸軍病院壕、アブチラガマなど、沖縄戦の悲惨な状況を今に伝える各地を訪ねた中学生たちの率直な感想、抱いた思いが語られたほか、振り返って今の平和な暮らしのありがたみ、これから平和を守るために何ができるかなど、各グループともしっかりと議論を交わし内面へも掘り下げが行われたことが伝わってきました。報告会後は、市役所前庭にヒロシマで被爆した樹木(アオギリ)二世の苗木を皆で植樹。平和への願いと共に大きく育ってほしいと思います。(派遣事業で中学生たちが感じたことについては、広報小田原12月号でも詳報予定です。)
中学生沖縄派遣事業後の植樹式にて中学生沖縄派遣事業後の植樹式にて
 夕刻、小田原城北ロータリークラブの創立50周年記念式典にお招きを頂きました。過日ご寄贈を頂いた、小田原駅前の北條ポケットパークの時計塔について、改めて感謝を伝えると共に、今後も奉仕活動を通じて地域の発展にお力添えを頂きたい旨、ご挨拶をさせて頂きました。
小田原城北ロータリークラブ記念式典にて小田原城北ロータリークラブ記念式典にて
 その後、この夏に開催された「非日常型体験学習」をボランティアとして支えてくれた大勢のスタッフの皆さんの打ち上げがありました。「オーシャンクルーズ」「あれこれ体験in片浦」、そしてここ数年は長野県飯田市の大平宿での合宿へと受け継がれてきた、小学生高学年を対象とする体験学習。小田原市が十数年前に立ち上げた「おだわら自然楽校」(OOTS)で学んだ皆さん方が今も核となって頑張ってくれており、10代から70代までの多彩なスタッフの団結を心強く感じた夜となりました。
非日常型体験学習ボランティアスタッフの皆さんと非日常型体験学習ボランティアスタッフの皆さんと

2025/11/10 13:38 | 未分類

 

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