市長の日記

市長の日記

2025年12月08日(月)

エディブル・スクールヤードに向けて ほか

 5日、よく晴れて冷え込みが強かった朝、富水小学校の学校菜園へ。6年1組の皆さんが取り組んだジャガイモ栽培の収穫の日を迎えました。この活動は、来年度より本格的に始まっていくエディブル・スクールヤードの先行的な取り組みで、富水の太田農園さんの全面的な協力を仰ぎ、富水小学校と市地域政策課職員が連携して進めてきたものです。
 エディブル・スクールヤードとは、子どもたちが一年を通じて農作業に取り組み、農と食を学ぶ場。学区の中で使わせて頂ける比較的広い農地、あるいは耕作放棄地などを皆で開拓・整備し、保護者や地域の皆さんにも農園の運営に関わって頂くことを通じ、多世代交流や地域内の絆づくりにも繋がる施策として現在準備を進めています。
 その先行的取り組みとして、地域担当職員が配置されており、地域の皆さんの協力体制が得られている富水小学校において、まずは6年1組の学習活動の一環として、秋ジャガの栽培と収穫がおこなわれたものです。小学校から徒歩3分程度の場所にある休耕地をお借りし、太田農園さんにもご協力頂いて草刈りや耕耘を行い、9月上旬にジャガイモを定植。この日児童たちにより収穫が行われました。
 朝の強い冷え込みでジャガイモの葉はすっかり萎れており、収穫がどの程度あるのか心配されましたが、掘り上げてみれば20~30㎏の新ジャガが。土の中から次々に現れるジャガイモに、児童たちも次第に熱中、掘り残しのイモがないか、土に手を突っ込んで探していました。収穫されたジャガイモは、太田農園さんの協力により総合学習の仕上げとして来週開催されるマルシェにて調理・販売されるとのこと。この活動を皮切りに、富水でのエディブル・スクールヤードが育っていくことを期待しています。
富水小学校の児童たちと、秋ジャガの収穫作業富水小学校の児童たちと、秋ジャガの収穫作業
 6日、小田原城二の丸広場では「小田原城マルシェ」が開催されました。「おだわらんらんフェスタ」と「えっさホイ★マルシェ」、更には「小田原地魚大作戦協議会」などが連携し、小田原の魅力や資源を一堂に集める企画として、今回初開催となったものです。100店近い出店者と、ステージでの様々なパフォーマンスが2日間にわたって繰り広げられたようです。私も会場に伺いご挨拶。今後の展開が楽しみです。
小田原城マルシェにて、主催者の皆さんと小田原城マルシェにて、主催者の皆さんと
 お隣の三の丸ホールでは「扶桒書展」が開催。扶桑書藝会にて書を学ぶ皆さんの書展で、表現手法もスタイルも実に多彩な作品が展示され、学ぶ皆さんの主体性を大切に考える扶桑書藝会の、オープンで柔軟な姿勢がよく現れた書展でした。中心となってご指導されている久津間勝径さん、永井香峰さんらから活動の様子をいろいろとお伺いし、楽しい見学のひとときとなりました。
多彩な作品を鑑賞させていただいた扶桒書展多彩な作品を鑑賞させていただいた扶桒書展

2025/12/08 12:48 | 未分類

 

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