7日は、濃密な一日でした。
午前中は、「おだわら市民学校」第7期生の卒業式。2年間の学びを経られた31名の皆さんに、校長である私から卒業証書を授与させて頂きました。
授与式に先立ち、この1年間に専門課程受講生達が取り組んだグループワークの発表会があり、各専門分野から1チームずつがプレゼン。「サポートの必要な人を支える」分野からは、「からだ元気まつり スタンプラリー」。「子どもを見守り育てる」分野からは、「夏休み親子お楽しみ会」。「自然を守り育てる」分野からは、「『この虫なーに?』~親子で昆虫をもっと知って楽しもう~」。「地域の生産力を高める」分野からは「小田原の農地を次世代につなぐ おだわらTASUKIプロジェクト-いっしょに担い手になりませんか?-」。それぞれ、地域課題の担い手育成という市民学校の趣旨をしっかり踏まえ、身近な課題に関心を持ってもらい、交流につなげ、いずれは担い手になっていくプロセスがデザインされており、しかもすぐに実践が可能な取り組みとして計画されています。実際、それぞれの提案は今年のうちに具体的に開始される予定。意欲的に学び、実践へと踏み出そうとされている受講生の皆さんの姿を、とても頼もしく感じました。
市民学校創設以来、名誉校長をお引き受け頂いている東大名誉教授の神野直彦先生からは、記念講演として「私たちのおだわらを創るために」と題した貴重なお話を頂きました。「小田原に『生命自給圏』を形成する」「現代文明の危機を克服するのは、『文化』しかない。長い年月をかけて引き継がれている小田原の文化を充実させて、現代文明を制御し克服する使命を、『おだわら市民学校』で学んだ者たちは担っている」などのメッセージを、卒業生のみならず私や市職員達もしっかりと受け止めました。
第8期生の募集が、まもなく始まります。より充実した学びの場となることを期待しています。
「おだわら市民学校」第7期卒業生の皆さんと
午後からは街なかの各所へ。
HaRuNeでは、「健やかな食のまち小田原」の取り組みとして、「小田原・旬のマルシェ~いちご編~」が開かれていました。小田原短期大学の食物栄養学科の学生さんと市内事業者さんの全面的なご協力による、小田原産のいちご「かなこまち」を使った新商品のお披露目をはじめ、市内の菓子店などの皆さんによる出店、市内農家の小清水さんと鈴木製餡所さんのコラボによる「いちごあん」の試食など、盛りだくさん。いちご関連商品はあっという間に売り切れとなっていました。
三の丸ホールでは、小ホールにて「おだわらダイバーシティ&インクルージョン2026」と題したシンポジウムとパフォーマンス、各階のギャラリーでは「アール・ド・ヴィーヴル」の皆さんによる大規模な作品展「響きあうアート」。小田原城址公園二の丸広場では、今年で23回目となる「小田原城馬上弓くらべ大会」。南町の旧松本剛吉別邸では「アーバンデザインセンター小田原(UDCOD)」主催による「西海子(さいかち)の帰路展」。各会場を巡り、それぞれご挨拶などさせて頂きました。
様々なテーマや形で、小田原というまちの「賑わい」や「活力」の創出、そして「進化」が目指されていることを、各会場をまわりながらとても嬉しく感じました。
夕刻以降は三の丸大ホールにて、翌日に本番を控えた「みんなで歌おう!市民による第九演奏会」の直前リハーサルに参加。広上淳一マエストロのもと、小田原室内管弦楽団の皆さんと初めて合流し、大ホールに響くハーモニーに心が震えました。