市長の日記

市長の日記

2026年07月31日(金)

なぎさづくり要望活動、『絶滅写真』展 ほか

 熊本地震による被害状況が刻々と明らかになってきています。被災された方々への支援として、本市でも義援金を募る取り組みを始めており、日本赤十字社を通じて被災された方々へ届けられます。加えて、再建途中で40カ所近い石垣崩落など再び甚大な被害のあった熊本城への支援策について、関係者と調整を進めています。

 30日、市健康増進計画推進委員会を開催。医療・福祉・教育などの各分野や、地域に関係する諸団体から参加頂いた19名の委員の皆さんに、私から委嘱状を交付すると共に、次期健康増進計画の策定に向けての重要な論点などをお伝えし、「いのちを大切にする小田原」の更なる推進に向けてお力添えをお願いしました。
市健康増進計画推進委員会にて、委員の皆さんへ委嘱のご挨拶市健康増進計画推進委員会にて、委員の皆さんへ委嘱のご挨拶
 小田原北ロータリークラブの井川会長ほか幹部の皆さんがご来室、新年度の体制と新たな活動開始についてご報告を頂きました。昨年度のアクティビティとして行われた市内高校生たちからのまちづくりアイデアコンテストで採択された、空き家を活用した多世代交流事業を、今年度は南町の空き家を活用して実際に展開されるとのこと。南町地区は子育て中のお母さんたちが「わってらか」という居場所づくり活動を行っており、また隣接する30区では大久寺で「寺子屋」活動なども行われていることなどをご紹介し、連携しながら実施されてはどうかと提案をさせて頂きました。
小田原北ロータリークラブの井川会長ほか幹部の皆さんと小田原北ロータリークラブの井川会長ほか幹部の皆さんと
 午後は東京へ。相模湾沿岸自治体が名を連ね活動を行っている「なぎさづくり促進協議会」としての要望活動に、小田原市長として参加、塩見・国土交通審議官および中井・水管理国土保全局次長に直接要望書を手渡しました。
 この協議会は、神奈川県知事が会長で13市町が加盟、相模湾沿岸の諸課題改善と地域活性化に向けた活動推進を行っており、毎年国に対して要望を行っています。特に近年は、上流からの砂の供給不足により砂浜が狭くなり高潮などの被害を受けやすくなっていること、自然災害の激甚化によって沿岸部の砂浜の流失や道路等の崩落などのリスクが高まっていることに対し、国からの支援をより強化すべしとの内容に重点を置いています。平成26年度から国が直轄事業として西湘海岸の保全や侵食防止への突堤整備などを進めており、その更なる促進なども要望しました。
なぎさづくり促進協議会の要望活動で塩見審議官に要望書を提出なぎさづくり促進協議会の要望活動で塩見審議官に要望書を提出
 この日の上京に併せ、東京国立近代美術館で開催中の「杉本博司 絶滅写真」展を鑑賞。同美術館と日本経済新聞社の共催による、現代美術作家の杉本博司さんが生涯を通じて究めてきた「銀塩写真」の粋を集大成する特別展です。ご招待を頂き、同館の主任研究員で美術課写真室長の増田玲さんと、江之浦測候所支配人のホイル治子さんから解説を伺いながら、じっくりと拝見。
 写真作家としての初期から今日に至るまでの作品を、「時間・光・記憶」「観念の形」「絶滅写真」という3章で構成、展示。主要テーマごとに杉本さんの思いが掲出され、更に全作品には杉本さんならではの絶妙な「狂歌」が添えられています。銀塩写真家としての極めて高い技術をベースに、広くて深い、そして鋭い文明観、そこに独自のユーモアと諧謔(かいぎゃく)が添えられ、写真展全体として「絶滅」への達観が示されています。他の誰にも到達できない杉本さんの境地にはいつも心服していますが、改めて唸らされました。
 1時間ほどの鑑賞時間でしたが、杉本さんのメッセージを受け止めるにはあまりに短かったため、再訪しじっくりと拝見するつもりです。9月13日まで。
「杉本博司 絶滅写真」展にて、主要な作品群をじっくり鑑賞「杉本博司 絶滅写真」展にて、主要な作品群をじっくり鑑賞
ご案内頂いた東京国立近代美術館の増田玲さんとご案内頂いた東京国立近代美術館の増田玲さんと

2026/07/31 14:21 | 未分類

 

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