23日深夜、緊急地震速報のアラートが鳴動。茨城県内陸部を震源とする地震で、小田原は震度3でしたが、肝を冷やしました。この夏は、熊本での大地震、千葉や埼玉での豪雨などの自然災害で、多くの命が失われており、他所のことと思わず災害へ備えるべし!と改めて突きつけられた思いです。
そうした中、23日は「災害時のペット同行避難について ~大切な家族を守るために~」と題した講演会を生涯学習センターけやきにて開催しました。講師は、各地でこれまで発生した震災等の被災地において、動物防災の立場から調査・救援活動に取り組んで来られた平井潤子さん(NPOアナイス理事長)。災害現場での豊富な経験から、災害時にいかにペットを守り、また飼い主を守るか、特に避難所での対応などについて、たいへん具体的で示唆に富むお話を伺うことが出来ました。小田原でもペット防災への取り組みを始めているところであり、講演での学びを具体的に生かしていきたいと思います。
同日午後は、第22回目を迎えた「外郎売の口上まつり」へ。毎年趣向を凝らし、外郎売や東海道の宿場などをテーマに、多彩な演者が次々と登壇。歌や踊り、太鼓に寸劇など賑やかなステージで、会場は大いに盛り上がりました。
24日、熊本市に派遣していた市職員の加藤さんから、朝一番で帰任報告を受けました。県を通じての派遣で、着任は熊本市での罹災証明書発行業務。電子受付にまつわる事務処理が主で、窓口で被災者と直接やりとりするケースはあまり無かったようですが、大規模災害発生後には必ず行うことになる罹災証明発行の実務について経験を得たことは貴重でした。着任中、熊本城管理事務所の皆さんがわざわざ加藤さんのもとを訪れ、小田原市からの義援金支援について御礼のお言葉を頂戴したそうです。9月に入り、再び市職員が熊本に応援に入ることが決まっており、引き続き支援に取り組んでいきます。
午後は複数のご来訪や会合対応。包括連携協定を締結している横浜国立大学からは、理事の蛯名さん、副学長で地域連携推進機構長の田中さんらがご来室。同学が県西地域で取り組んでおられる、地域課題の解決や活性化に向けた各種連携事業などについてご報告を頂きました。小田原における活動の強化などについて意見交換。
小田原市成年後見制度利用促進審議会では、今年度第1回会合につき委嘱状を交付。箱根外輪山の山林管理を行う箱根町外二カ市組合では、議員改選後の初議会にて組合長としてご挨拶。小田原箱根商工会議所からは、鈴木会頭より令和9年度の予算・政策に関する要望を受理。
夕刻、板橋の旧内野醤油店へ。老朽化が著しく解体した工場棟の建替、主屋など明治期の建築物の改修が進んでいる状況を視察しました。工場棟は、以前の建物の骨格をなしていたトラスなども生かし、中央には保存状態の良い大きな醤油樽が鎮座、醤油搾りに使っていた2トン級の古い圧搾機も展示。今後はこの地で営まれていた醤油造りや往時の板橋の様子などを紹介する展示資料も掲出予定です。旧東海道に面している主屋などの建築物にも細かく修繕が行われ、店舗や蔵、座敷などが巧みに配置された歴史的建造物の魅力が伝わる空間として整えられつつあります。引き続き整備等を進め、来年の秋には一般に公開が出来る予定。板橋地区の新たな回遊拠点として、また地域の皆さんの活動の場として、新たな役割を担っていくことになります。