13日、複数のご来訪などがありました。
UDCOD(アーバンデザインセンター小田原)のディレクターでもある東海大学准教授の稲益祐太さんが、この日市役所にて職員向けに「都市デザイン講演会」を行われるにあたり、市長室をお訪ね下さいました。稲益さんのご専門はイタリア都市史で、世界的に有名なアマルフィあたりの都市の形成に精通されています。その視点は「テリトーリオ」というキーワードに象徴されており、社会圏・経済圏・居住圏の積層が歴史的に形成されたものとして、都市を捉えるアプローチ。アマルフィは、海から立ち上がる急傾斜地の斜面に沿って、海岸線~漁村~レモン畑~葡萄畑~森と連なり、その中に居住地や宗教施設、都市交易空間が発達してきた歴史があります。翻って、「東洋のリビエラ」「日本のアマルフィ」とも呼ばれる片浦地域にも、同じような地形構造や産業分布があります。「テリトーリオ」の視点に立って、小田原の各所がもつポテンシャルを発揮出来ないだろうか・・・そんな意見交換を稲益さんとさせて頂きました。今後、研究を深めてみたいと考えています。
薗部産業の薗部弘太郎さんがご来室、先日地下街HaRuNe小田原で開催した「小田原ふるさと納税スタンド」での商品の売り上げを、「2026年熊本地震 緊急こども支援」を通じて全額熊本地震の被災地へとお送り頂いたことのご報告がありました。これまでにも、「森と食卓とウクライナの子どもを繋ぐ」としたユニセフへの寄付、能登の震災においては「Pray for NOTO with wood & children」として緊急子ども支援への寄付を行ってこられました。一貫したチャリティ活動に心から敬意を表します。
東京海洋大学教授で卸売市場審議会の中川雄二会長から、小田原市公設水産地方卸売市場再整備基本構想(案)などについての答申を受領。老朽化が進み衛生上の課題なども多く、また近年の水産市場周辺の観光面での活性化なども視野に入れ、小田原の水産市場(魚市場)のあり方について、令和6年度に諮問を行い、検討が重ねられてきました。今回、紆余曲折をへて基本構想案がまとめられたものです。今後、この構想に基づき、基本計画策定へと作業が進むことになります。
午後、百歳長寿のお祝いに、お二人の方をお訪ねしました。栄町にお住まいの梶原シズさん、久野にお住まいの髙杉保子さん。お二人ともたいへんお元気で、身の回りのことはご自分でなされています。昔のことや最近の生活の様子など、和やかにお話ができ、嬉しいひとときでした。
夕刻は地下街HaRuNe小田原へ。令和8年度安全安心まちづくり旬間の一環で、防犯キャンペーンを実施。いくつかの重点取り組みがありますが、特に「特殊詐欺の被害防止」に力を入れ、アークロードを行き交う皆さんに啓発活動を行いました。
地下街の田村銀かつ亭横の区画にて、来月から始まる展覧会「富野由悠季の原点-小田原から宇宙(そら)へ-」の開催に先立って、「第1回富野ワールド模型展 in小田原」が開催されており、見学をさせて頂きました。この模型展は展覧会を応援する企画として市民団体が実施しているもので、小田原に生まれた富野監督こそが現代のアニメ文化創出の起点であることに着目し、「小田原の地から」監督の功績や魅力を広く伝えていくことが目的の企画展。会場には、富野監督が関わったアニメ作品に登場する様々なキャラクターやメカニックの立体造形物が数百点ならび、壮観!これほど多くのバリエーションを生み出してきた富野監督の偉業に思いを致すと共に、これら立体造形物(ガンプラなど)を丹念に作り込み保存してきた全国各地の富野ファンの熱意も、たいへんなものだと感じました。