台風30号から変わった温帯低気圧の影響で、26日は終日の雨降り。この日は終日庁内での活動となりました。
午前中に「市民と市長の懇談会」として、小田原市PTA連絡協議会の役員の皆さん方と意見交換。テーマは「新しい学校づくり」で、この春に検討委員会から教育委員会に提出された答申の内容や、今後の進め方などについて。通学距離が長くなることへの対応、小中一貫で教育を行うことの意義、跡地の利活用、グラウンドや体育館などの利用、こどもたちの意見の把握、自治会連合会のエリアとの整合性など、頂いたご意見やご指摘などについては、現在進めている市としての基本計画の策定作業の中でも検討しており、しっかりと受け止めていく旨、お伝えしました。
午後は市災害対策本部開設運営訓練を実施。市庁舎7階の大会議室に幹部職員ら100名以上が集まり、大規模地震が発生したとの想定で、発災後4時間・7時間・72時間の3時点での災害対策本部会議の開催と、それぞれの段階で発生する諸状況について各担当部局が実際を想定し情報収集や対応のシミュレーションを行いました。リアルな状況想定のもと、それぞれの持ち場において実際にどのような動きが必要になるかの確認が進みましたが、市全体の被災状況を視覚的に共有する必要性など、今後の本部機能強化に向けた課題も明確に。更なる実戦的な訓練へと繋げていく必要があります。
27日は、午前中に2件の市内企業をお訪ねしました。
まず、中町に所在する株式会社小田原機器へ。バスなどの交通機関における運賃収受機器において、国内で約4割のシェアを誇り、近年のキャッシュレス化へ対応するシステム開発、地域交通運営に関する諸データの収集と分析、派生するソフトウェアの開発などを手がけておられます。私たちが日頃お世話になっているバスの多くに、同社の運賃収受機器が搭載されており、実はたいへん身近なところで同社の技術が私たちの移動を支えてくれています。今後、市内でもAIオンデマンド交通など新たな地域交通システムの導入・拡大を視野に入れる中、同社との情報共有や連携でより効果的な取り組みへと繋げていければと、期待をお伝えしました。
次に、堀之内に所在する相洋産業株式会社へ。ダイカスト(溶かした金属を鋳型に注入して鋳造する)製品用の金型の設計製作、ダイカスト製品の鋳造及び加工・組み立てを手がける企業。荻窪や久野にて操業していた工場から、2年ほど前に堀之内に移転、新社屋にて事業を展開されておられます。様々な企業からの依頼に応じ、極めて精度の高い金型加工と、高品質の鋳造で、納品先企業からの篤い信頼を獲得されています。私たちの暮らしの中でも、鍵のシリンダーや、自動車のシートベルトをはじめ、小さいながらもその正確な作動において大事な役割を果たす部品を数多く作られています。 今回嬉しかったのは、訪問した2社とも、社長が40代とたいへん若く、未来への意欲に充ちておられること。今後の事業展開や拡大において、市としてもしっかりと支援していきたいとお伝えしました。
午後は、神奈川県市長会の定例市長会議に出席。今回の会場は伊勢原市で、定例的な会合の後、参加した首長らで大山阿夫利神社下社を参詣、目黒宮司のご案内のもと、社殿などを見学。雨上がりの雲の中、山の霊気を頂いたひとときでした。