10日のご来訪者の続きです。
JR東海小田原駅の前田駅長さんがご挨拶に来られました。先般お世話になった、酒井・元小田原駅長の後輩にあたるお方です。まだ小田原駅の東西が地下通路で結ばれていた頃に一度ご着任されていたとのこと。時は移り、多くの海外旅行者で溢れるようになった小田原駅で、しっかりと連携していくことを確認させて頂きました。
JR東海小田原駅の前田駅長さんと
午後、小田原市内の郵便局長さんらがご来室。この8月より市内25か所の郵便局を「小田原市指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」として指定させて頂いたのですが、その運用に関しご報告を頂きました。25か所は、市内25の小学校区とかなり近い配置であり、文字通り地域に密着し市民が日常的に利用する施設。既に「涼みどころ」として自主的に開放されている局もありましたが、今回の指定により、益々安全安心な地域の拠り所となります。この夏は郵便局のほか、トヨタレンタリース神奈川、ウエルシア薬局からも申請を頂き、合計で58か所となりました。ありがたいことです。
夕刻は、8月に実施された「中国安陽小田原青少年友好交流」に参加した小中学生4名と引率された書道家の堤千恵子さんらが、交流事業の報告に来てくれました。14年近く交流してきた中国・安陽市からの招待を受け、漢字の発祥の地とされる安陽にて、歴史や文化を学び、雄大な中国の自然に接し、現地の学生たちとの交流が行われ、たいへん有意義だったようです。来年以降も継続が期待されています。
夜は、「市民と市長との地域活動懇談会」が桜井地区にて開かれました。災害時の広域避難所開設にまつわる様々な課題や、民生委員ほかの選出にまつわるご苦労、交通不便地域ゆえの高齢者支援の在り方などのほか、水田地帯ならではの「田んぼに生えたヒエの処分方法」に至るまで、様々な課題と意見が出されました。
11日は、市議会9月定例会の一般質問に向けた準備作業の合間に、小田原箱根商工会議所を訪問。第7次小田原市総合計画の第1期実行計画につき、会議所常議員会の場をお借りし、行政案の説明をさせて頂きました。このような形で、主だった団体の皆さんへはこちらから出向くなど機会を捉えて説明を行っていきます。なお、9月12日より10月14日までパブリックコメントを実施中。計画内容は市HPでもご紹介すると共に、私が概要を説明する動画もアップしています。
13日~15日の3連休は、市内各所で敬老行事が重なったほか、上府中地区での「体協まつり(かつての健民祭)」、ODAWARAえっさホイおどり、先週に引き続きの「小田原ビエンナーレ2025」などが開かれ、各所を廻らせて頂きました。
印象深かったのは、第3回「港の夜市大作戦」。漁師・水産事業者・鮮魚店・飲食店など、小田原の水産に関わる若手が集まって活動する「小田原地魚大作戦協議会」が主催となり、普段は朝しか使われていない水産市場を活かして、午後3時から夜の8時まで、小田原が誇る様々な水産の恵みを楽しんでもらう企画。ステージでも太鼓からフラダンス、マグロの解体、「オー!サカナ」のダンスなど盛りだくさん。小田原の水産市場が、まるでアジアのマーケットのように、熱気に溢れていました。若い力で次々にチャレンジする地魚大作戦協議会の皆さんの、今後の更なる活躍がますます楽しみです!
(市議会9月定例会一般質問の対応のため、23日まで日記更新を休みます。)