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2026年05月08日(金)

舞台に掲げしその文字は。寄席と「扁額」のあれこれ

 市内かまぼこ通り、老舗籠清本店正面に掲げられた立派な書。これ、ただの看板ではない。小田原人なら知る人も多い、近代三茶人の一人、益田孝、鈍翁の手になるもの。名物を買い求めようとやってくる人々に、これぞ本物、味わってください、と正にお墨付き。これが好物と気に入った粋なお人と気に入られた商い人が面子を立てて並び立つ。名のある人に書を求め、与える者が寄せる信頼の、その厚きが故の文字も偉丈夫。探せば他にもあるに違いない、歴史ある小田原ならではの似つかわしき縁。通るたび見上げて眺めて感じ入るという次第。

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2026/05/08 09:35 | 伝統芸能

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