市長の日記

市長の日記

2025年02月26日(水)

観梅交流会、アートNOW、警察音楽隊

 2月も残すところあと2日となりました。日本海側に大雪をもたらす寒い日が続いていましたが、今日あたりから4月並みの陽気になるとの予報。花粉症の人には辛い日々が始まりそうです・・・。

 23日、三連休の中日で好天に恵まれた中、下曽我の別所梅林へ。この時期恒例となっている、下曽我体育協会による観梅会が行われました。川東地区では、10の自治会連合会エリアごとに体育振興会もしくは体育協会があり、この10地区での交流が以前より活発に行われてきました。新年早々の川東地区駅伝大会など、独自のスポーツイベントも行われています。観梅会はその一環で、今年一年の各地区の活動や交流について意見を交わすとともに、親睦を深める大事な機会。ほどよく花開いた梅林の中で、ホスト役である下曽我地区の皆さんが用意されたおでんや煮込みなどを囲み、和やかなひとときとなりました。

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2025/02/26 14:31 | 未分類

2025年02月25日(火)

全国梅サミット、地球環境サミット、こゆるぎ座

 21日、群馬県安中市で開かれた全国梅サミットに参加してきました。全国随一の生産地である和歌山県みなべ町のような生産梅林、偕楽園に梅が咲き誇る水戸市のような観光梅林など、様々な形で「梅」による地域活性化に取り組む全国13の市町が加盟しており、毎年持ち回りでサミットが開催されてきました。小田原市でも過去に2回開催されています。

 安中市には約3万5千本の梅があり、生産梅林として受け継がれています。小田原と同様、生産者の高齢化や担い手不足など、梅を取り巻く厳しい状況の中、地域おこし協力隊の若者たちが地元の生産者や農家の女性たちと連携し、様々な活性化策を展開しています。その中核は、何といっても人づくり。「梅の学校」や「梅サポーター」、小学生に対する「梅学習」など、地元の人材育成に加え、関係人口の拡大に意欲的に取り組んでおられます。また、生産梅林ですが観光面の開発も進め、花の時期のライトアップ、そしてこの春からはGPSを活用した梅林のナイトコンテンツも。小田原でも大いに参考にさせていただきたいと感じました。

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2025/02/25 09:15 | 未分類

2025年02月21日(金)

鬼柳・桑原で意見交換会、事業協会と協定

 鬼柳・桑原地区の水田地帯の今後に向けた市としての考え方について、18日に鬼柳公民館、19日に桑原公民館にて、説明と意見交換の場を開かせていただきました。この地区では昭和59年から、いずれは市街化区域に編入し工業団地化、企業誘致を進めて雇用創出や地域経済振興を目指そうと、将来の土地利用変更を見込む「保留区域」として位置づけられてきました。小田原大井線を挟んで東側地区については、地権者の合意もまとまり、すでに市街化区域に編入され企業が進出しています。一方、西側エリアについては、絶滅危惧種の固有種「酒匂川水系のメダカ」をはじめ多様な生き物が生息する、今日世界的にも重要視される「生物多様性」の観点からはたいへん貴重なエリアであり、昨今の農業者激減や後継者不足、さらにはコメの高騰にみられる食料生産の不安などに鑑みれば、守るべき大事な水田環境であると考えています。また地権者の中には強い営農意欲をお持ちの方々もおられます。

 そこで、この貴重な水田環境を次の世代にどう受け継いでいけるか、今ここでいったん立ち止まり、保全や整備の在り方についてしっかり考えるべきとの判断から、今回両地区の地権者の皆さんにその旨を説明し、ご意見を伺わせていただいたものです。

 いずれの地区の意見交換会では、「市がなぜここで方針を変えたのか」「高齢化が進みこの先営農を続けることが難しい農家がほとんど」といったご意見が多く、一方で「一度埋めてしまったら二度と元には戻せない」「誰かが稲作を引き受けてくれるならできるかも」といった思いも語られました。今回参加された地権者の皆さんは少数でしたので、今後改めてアンケートなどを行い実情の把握を行いつつ、今回示された疑問や課題、思いなどを整理し、検討作業の具体的な進め方を組み立てていくこととなります。いずれにしても、まずは地権者の皆さんとの十分なコミュニケーションが何より大切と改めて感じた意見交換会となりました。

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2025/02/21 10:47 | 未分類

2025年02月20日(木)

自然保護協会、日本橋・丸の内

 19日、午後から東京へ。先日神奈川県市長会後の勉強会で水源環境保全税についての講演をしていただいた、東京農工大学名誉教授で日本自然保護協会理事長の土屋俊幸さんをお訪ねしました。岩手大学などで林政学の教鞭を長く執られ、自然資源管理、保護地域管理、観光レクリエーションなどをご専門とされています。先日の講演においては、県の水源環境保全・再生かながわ県民会議の座長として活躍されてきたご経験から、今後の県内各地での水源環境保全、さらには最近の地域づくりで大きなテーマとなっている「ネイチャー・ポジティブ」の考え方や、地域の自然環境を生かした課題解決の手法である「NbS(Nature-based Solutions)」の実践的展開などにもコミットされています。私からは、自然資源が豊富であるが、課題も多い小田原市において、どのような活動が展開可能か、一度市民向けにお話に来ていただきたいとお願いしました。12月より開始している「持続可能な地域社会のデザイン」の一環で、春先には土屋先生にお越しいただけそうです。

 前後して、2か所を訪問。

 まず、日本橋三越において開催されていた、小田原にゆかりの陶芸家である柴田雅章さんの築窯50周年記念の作陶展をお訪ねしました。柴田さんは東京のご出身ですが、5歳から大学卒業までを小田原で過ごされ、柳宗悦や河井寛次郎との出会いから、焼物の道を志されました。「暮らしが仕事、仕事が暮らし」を自らの指針とされ、丹波篠山で築窯、土、釉、薪、窯など、丹波の暮らしの中ですべて自ら作っておられます。その中で作られてきた作品は、柴田さんのお人柄の通りに優しさと温もりが溢れた、暮らしの中でしっくりと馴染む実用の器です。私の通った「はじめ塾」の先輩でもあり、「子どもと生活文化協会(CLCA)」事務局長の時代にもたいへんお世話になったお方。久しぶりの再会はとてもうれしく、また丹波をお訪ねしたくなりました。
    

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2025/02/20 14:26 | 未分類

2025年02月19日(水)

給食試食会、西湘地域まちづくり懇談会

 17日、曽我小学校にて給食試食会が行われ、私も参加してきました。
 市では、小田原の農産物の振興事業の一環で、小田原産の梅および米の普及と、食育の推進を目的として、市内小中学校にて本市の農産物「曽我の梅干し」を使用したメニューと、「環境負荷低減に配慮した米」の給食提供を2月3日から開始しています。「曽我の梅干し」を使用したメニューは、小田原梅ブランド向上協議会が小田原短期大学と連携して開発したレシピをもとに作られ、市内全小中学校で提供しています。お米については、自校炊飯している曽我小学校と片浦小学校で提供。そうした中、この日は曽我小学校で試食会が行われたものです。
 私のほか、栁下教育長、小田原短期大学の上野学長や先生方、梅の生産者である下曽我の川久保さん、梅研究会会長の柏木さん、お米の生産者である千代の川口さんと浜町の志村さんらが参加。各学年の給食時間に分散して参加、児童たちと一緒に給食をいただきました。
子どもたちとの給食タイム子どもたちとの給食タイム

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2025/02/19 11:28 | 未分類

 

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