市長の日記

市長の日記

2025年03月26日(水)

Rフェス、ジビエフェア、サポートプロジェクト ほか

 25日、小田原市議会3月定例会の最終日。2月下旬から審議されてきた2025年度当初予算の採決が行われ、一部修正の上、可決されました。修正内容は、「分野別市民会議」と「主権者教育」の2つの予算の削除。市民が主役のまちづくりをさらに進め、未来を担う子どもたちの育成を目指す、これら2つの予算案について、市議会としての賛同を得られなかったのはまことに残念なことですが、審議の中で示された様々なご意見・ご指摘を受け止め、より良き進め方について検討していくつもりです。  

 23日、3つの催事に参加してきました。  

 まず、小田原アリーナで行われた「おだわらRフェス」。県西地区地域リハビリテーション協議会の皆さんが以前から開催されていた「リハビリフェスタ」が改称され、2014年から始まり、コロナでの休止を挟んで昨年から再開、今回で通算8回目となる、リハビリテーションに関係する福祉・介護・医療などの専門職や事業者の皆さんが地域住民の皆さんに情報を届けることを目的としたイベントです。以前から参加をさせて頂いてきましたが、今回はかなりバージョンアップ。「すべての人が住みやすい環境を備えた県西地域を目指し、意識を共有できる場とする」との位置づけの通り、多分野・多職種の皆さん、加えて数多くのボランティアスタッフと、開催を支える協賛企業の支援により、充実した一体感のある空間が生まれていました。リハビリを必要とする住民の方たちにとって、こうした分厚いネットワークの存在は、本当に心強いこと。市としてもしっかり協働を進めていきます。

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2025/03/26 13:10 | 未分類

2025年03月25日(火)

おだわらカルチャーアワード ほか

 先週末の22日は、よく晴れたものの風の強い一日となりました。  
 午後から、三の丸ホールへ。まずは、ギャラリーで開かれていた第23回竹風書展を見学。ご夫妻で書道を究められた小林清風さん・竹雅さんの遺墨展で、豪胆かつ自由奔放な清風さんと、繊細で優しさあふれる竹雅さんの作品が、まさに相照らす形で展示されており、見応えがありました。ご夫妻に学ばれた皆さんの作品も多彩で、ご夫妻のお人柄が偲ばれました。  
 

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2025/03/25 14:10 | 未分類

2025年03月24日(月)

小学校卒業式、エディブルスクールヤード ほか

 23日、小田原市では26℃近くまで気温があがり、まさに初夏の暑さとなりました。小田原駅・小田原城周辺はこの週末の段階でかなりの人出がありましたが、この陽気で桜の花も開花が一気に進み、次の週末は「かまぼこ桜まつり」などもあるので、きっと賑やかになることでしょう。

 21日は、市内小学校の卒業式。私は富士見小学校に参列させて頂きました。今年度創立40周年を迎えた富士見小学校では、84名の卒業生たちが巣立ちました。校長の安多寿子先生は、高校時代に同じクラスだった同級生。いろんなご苦労があったのでしょう、式辞の最後では言葉に詰まっておられました。卒業生に卒業証書を手渡すとき、児童を見つめて微笑まれ、慈しみを込め「おめでとう」と小さく声をかけられていた姿が、とても印象に残りました。

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2025/03/24 11:23 | 未分類

2025年03月21日(金)

小田原もあ展、かもフェス ほか

 19日、小田原市議会予算特別委員会の総括質疑が終了。市が提出した予算原案に対し、「分野別市民会議」と「主権者教育」の予算削除を求める動議が提出されましたが、賛成少数で否決され、最終的に原案が承認されました。この結果を受け、25日の3月定例会最終日において、市議会としての予算案に対する採決が行われ、改めて上記2案件に対する討論も行われる見通しです。持続可能な地域社会に向け、協働による課題解決の力を高め、未来を担う子どもたちの「主権者」としての力を育てるための予算案。議会の判断を見守りたいと思います。

 20日、まだヒンヤリとした空気が残るものの、すっきりと晴れた「春分の日」。市内で開かれていた催しに足を運びました。

 ひとつは、先日庭園整備などが完了し再び一般公開されている板橋・皆春荘で開かれた、第27回「小田原もあ」展。前の任期の初期に立ち上げた「無尽蔵プロジェクト」のテーマのひとつ「ものづくり・デザイン・アート」の取り組みから生まれた、工芸分野の伝統工芸作家さんと、現代アートの作家さんたちのコラボレーション企画。ものづくりの「も」と、アートの「あ」を繋げて、「もあ」と名付けられたものです。伝統を受け継ぎキッチリとした正確な技術が求められる工芸と、融通無碍に自由な表現と独創性が展開される現代アートの、それぞれの担い手の皆さんが交流を重ねることで、予想もしていなかった作品が生み出されています。「芽吹く」を統一テーマとした今回の展示会は、会場となった皆春荘の明るく落ち着いた空間の中で、「もあ」の更なる進化・深化が感じられる、素晴らしいものでした。春先の皆春荘の風情と併せ、多くの方々にご覧頂きたい展示会です。両分野をつなぐ役割を果たしてこられた須藤一郎さんもお元気で、担い手間の交流と信頼関係も育っており、これからが益々楽しみです。朝比奈賢さんから頂いた「一円融合」は、市長室に飾らせて頂きます。

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2025/03/21 11:08 | 未分類

2025年03月19日(水)

メイクセラピー、子どもに優しいまちづくり ほか

 昨日の夕方の段階で、横浜国道事務所の宮本所長より深夜から箱根新道を通行止めにするとのご連絡が届いていました。よく晴れた日中の暖気が残っている中でもあったので、「本当に降るのかな?」と思ったのですが、朝起きてみると箱根山はまたも真っ白に。朝の段階で、箱根峠も乙女峠も雪が降っています。これで、今シーズンは実に4度目の箱根新道通行止め。改めて、箱根山を越える国県道の冬場の脆弱さとともに、やはり第3の東西軸となる「伊豆湘南道路」の必要性を強く感じます。

 18日、小田原市と包括連携協定を締結している花王コスメプロダクツ小田原(株)と、小田原市役所の、それぞれの若手職員による若手交流会の成果報告会が、イノベーションラボで開催されました。小田原市が直面している地域課題を、花王さんが有する事業資源やノウハウを生かして解決に繋げていけないか、との視点から、両者で議論を重ね、高齢者の健康寿命延伸と介護予防の推進に向けて、花王のコンテンツである化粧品を用いた「メイクアップセミナー」を実施したものです。

 花王さんの小田原事業場は同社の化粧品製造のマザー工場。ここで製造され、市内のドラッグストアなどで購入ができるブランド「media」の化粧品を用い、UMECOにてセミナーを開催したところ、定員を上回る申し込みがあり、参加された高齢女性たちの満足度もすこぶる高かったとのこと。メイクが人の気持ちを高め、QOLをあげていく効果は「メイクセラピー」とも呼ばれており、高齢者だけでなく、メイクから遠ざかりがちな障がい者にとっても、前向きに生きていくことにつながるものです。今回の「成果」は、市の福祉政策や地域政策の中で生かしていくことを大いに期待するとともに、こうした交流で得られた花王の皆さんとの連携関係をより一層強化していきたいと思います。

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2025/03/19 10:51 | 未分類

 

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