市長の日記

市長の日記

2024年10月01日(火)

ヴァイオリニスト式町さん、小田原史談会

 今日から10月。来週月曜までの市議会決算特別委員会が終わると、庁内は次年度予算編成に向けた調整作業が本格化します。昨日も朝一番で全部局長・副部局長を招集し幹部会議を開催、予算編成方針の確認と本市の財政事情などについて情報を共有、しっかりと予算編成作業に取り組むよう指示を行いました。
 本日就任する石破新首相は、昨日方針を発表、10月15日公示、10月27日投票との衆議院選挙日程案を示しました。解散前の十分な審議を求めている野党は一斉に反発しておりますが、この日程で進むことになるものと考え、庁内の選挙準備態勢を進めなければなりません。予算編成、秋の諸行事、市内の被災個所の復旧作業などが立て込む、ただでさえ忙しい時期にぶつかり、十分な準備期間もない中、人手のやりくりなどで職員たちに苦労をかけることになります。

 30日、2件のご訪問を頂きました。
 まず、ヴァイオリニストの式町水晶さん。脳性麻痺をかかえながらも、ヴァイオリンと出会い才能を開花させ、東京パラリンピック閉会式で演奏を務めるなど、活躍されている式町さん。その育ちの過程では障がいゆえのいじめや、不登校など、苦しい時期を乗り越えてこられました。今はそうした経験に立ち、人権の観点などからの講演も組み合わせた演奏会などを各地で展開、特に、小中学生たちにお話と演奏を届ける活動に精力的に取り組んでおられます。小田原市において児童生徒たちに自らの経験や思いを伝えたいと、お申し出を頂きました。水晶さんを育てられ見守り支えてこられたお母様からも、様々なお話を聞かせて頂きました。

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2024/10/01 11:22 | 未分類

2024年09月30日(月)

SDGsデイ、健民祭 ほか

 与野党の党首の顔ぶれが決まりました。正面からの議論をいとわない石破・野田両党首のぶつかり合いが、国政を国民が望む方向へ進める契機になることを祈りますが・・・国会での十分な論戦を経ずに解散総選挙を急ぐのは望ましいことではありません。国民に十分な判断材料と選択肢を提示することが、今回の総選挙で最も重要なこと。賢明な判断を期待するものです。

 事前の予報とは異なり、雨も降らず、曇り空でしのぎやすい天候となった週末は、各地で諸行事が行われました。
 28日は、「おだわらSDGsデイ2024」がHaRuNeで開催。SDGsが2015年9月25日に国連で採択されたことにちなみ、一昨年より開催されてきました。2019年に小田原市が「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に採択されてから、今年で6年目。この間、民間主体によるSDGs実行委員会の皆さんがエンジンとなって様々な活動が行われ、パートナーとなった企業や団体も330を超えるに至っています。この日のイベントでは、そうしたパートナーの皆さんの協力により、市民が参加し体感できるブースや企画が盛りだくさん。メインステージでは、ライブチョークアートが城北高校・小田原短期大学・アールドヴィーヴルの皆さんの参加で行われ、未来の小田原の姿が描かれました。会場で収録されたユースレディオには、原正樹会長と共に私も参加、想いを語らせていただきました。

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2024/09/30 10:55 | 未分類

2024年09月27日(金)

大雄山線副駅名、高田浄水場視察 ほか

 市長就任後、この4年間耕作をしてきた城山の畑にもほとんど行く時間が取れなくなりました。地元である谷津地区の若いお父さんたちに使って頂いているのですが、夏が暑過ぎて作業が滞ったこともあり、草が伸び放題となっていました。この週末は雨降りのようなので、今朝は夜明けとともに少し草刈り。短時間ですが、気持ちよく汗をかきました。

 26日、朝のミーティング等を済ませた後、大雄山線の小田原駅へ。伊豆箱根鉄道さんが取り組んでいる、各駅に副駅名を募集する取り組み(いわゆるネーミングライツ)の一環で、この度小田原駅に副駅名が付けられることとなり、その除幕式が行われました。副駅名権を取得されたのは市内桑原に拠点を構える総合建設業の㈱奥津建材さん。副駅名は「小田原とトモに。」。奥津建材さんの、小田原と共に栄えたいという願いと、小田原ともっと親しくなり友達のように交流を深めたい、との思いが込められた副駅名。表示板には、奥津建材さんのシンボルであるダンプカーとパワーショベルの写真もプリントされ、なかなかの出来栄えでした。伊豆箱根鉄道さんでは、他の駅でもこうした副駅名を募集しているそうです。

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2024/09/27 11:39 | 未分類

2024年09月26日(木)

川崎市福田市長、阿武剋関

 25日、朝一番で故・時田光章元副市長のご自宅へ。この度受章された瑞宝双光章と勲章の伝達をさせて頂きました。生前の懐かしい、凛とした表情の遺影の前で、妻の由美さんに賞状と勲章を受け取っていただきました。お嬢様ご家族なども一緒に、遺影の前でしばし、光章さんの思い出話など。もうご本人はおられませんが、受章のお祝い、もしくは偲ぶ会のようなものが開けないかなと思っています。

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2024/09/26 10:34 | 未分類

2024年09月25日(水)

一般質問終了、決算特別委員会へ

 24日午前中をもって、小田原市議会9月定例会の一般質問が終了。5日間にわたる、20名の議員の皆さんとの質疑でした。質疑のテーマは分散していましたが、酷暑が常態化する中での熱中症対策、コロナや子宮頸がん向けのワクチンの取り扱い、小田原駅西口エリアの一号市街地編入見送り、戦後80年における平和事業、疑念が持たれている諸懸案の検証の進め方、人員不足となっている福祉健康部などの職員配置などについては、複数の議員に取り上げられました。
 午後からは、令和5年度の決算について審議する決算特別委員会が開会。10月7日の最終日まで、審議が行われます。

 午前の本会議にて、任期を迎え退任される井上孝男教育委員に替わる人事案を提出、全会一致で承認していただきました。新しい教育委員として、元㈱Hamee取締役、八三財団代表理事の齊藤修一さんをお迎えします。企業経営に長く携わり、人材育成にも明るく、財団の活動を通じて若手人材の発掘や育成にも最前線で取り組んでおられます。「人づくり」はこれからの地方都市における最大のテーマのひとつ。新しい息吹を小田原の教育に吹き込んでいただくことを期待しています。

 午後、財政課とミーティング。これから本格化する、来年度の予算編成作業の方針の確認を行いました。令和5年度決算を踏まえた市の財政状況は、今は健全なレベルにありますが、今後はかなり厳しくなると見込んでいます。事業の必要性や有効性を見極め、優先順位付けをしっかりと行い、不要不急の事業は見送りもしくは廃止するなど、厳格な姿勢で臨むことに加え、行財政改革については明確に目標値を定め、財政余力を保っていくことが不可欠です。今日の政策会議、その後の幹部会議などを通じ、その意識を庁内でしっかりと共有していきます。

2024/09/25 08:14 | 未分類

 

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