今日から10月。来週月曜までの市議会決算特別委員会が終わると、庁内は次年度予算編成に向けた調整作業が本格化します。昨日も朝一番で全部局長・副部局長を招集し幹部会議を開催、予算編成方針の確認と本市の財政事情などについて情報を共有、しっかりと予算編成作業に取り組むよう指示を行いました。
本日就任する石破新首相は、昨日方針を発表、10月15日公示、10月27日投票との衆議院選挙日程案を示しました。解散前の十分な審議を求めている野党は一斉に反発しておりますが、この日程で進むことになるものと考え、庁内の選挙準備態勢を進めなければなりません。予算編成、秋の諸行事、市内の被災個所の復旧作業などが立て込む、ただでさえ忙しい時期にぶつかり、十分な準備期間もない中、人手のやりくりなどで職員たちに苦労をかけることになります。
30日、2件のご訪問を頂きました。
まず、ヴァイオリニストの式町水晶さん。脳性麻痺をかかえながらも、ヴァイオリンと出会い才能を開花させ、東京パラリンピック閉会式で演奏を務めるなど、活躍されている式町さん。その育ちの過程では障がいゆえのいじめや、不登校など、苦しい時期を乗り越えてこられました。今はそうした経験に立ち、人権の観点などからの講演も組み合わせた演奏会などを各地で展開、特に、小中学生たちにお話と演奏を届ける活動に精力的に取り組んでおられます。小田原市において児童生徒たちに自らの経験や思いを伝えたいと、お申し出を頂きました。水晶さんを育てられ見守り支えてこられたお母様からも、様々なお話を聞かせて頂きました。
