令和7年度 金次郎を学ぶ会「第二次世界大戦下~終戦直後の報徳運動」

第二次世界大戦下の昭和16年から終戦後の昭和28年までに出版された報徳運動関係の書籍

第二次世界大戦下の昭和16年から終戦後の昭和28年までに出版された報徳運動関係の書籍(尊徳記念館所蔵)

二宮金次郎(尊徳)の生誕月にちなみ、「金次郎を学ぶ会」を開催します。
第二次世界大戦下、神奈川県は当時の知事を先頭に「神奈川県尊徳会」という組織を結成し、二宮金次郎の業績や思想を手本として戦時体制に貢献するよう県民に訴えかけました。
終戦後、金次郎は一転して「日本最初の民主主義者」との評価がなされ、戦後復興のシンボルとして持ち上げられるようになります。金次郎の生誕地である栢山では戦後復興の手段や方針を学ぶための講演会や合宿が盛んに開催され、やがてそうした活動にふさわしい施設の建設が求められるようになります。この流れはやがて小田原市尊徳記念館の建設へとつながるのですが、その主体となったのは、かつて戦争への協力を喧伝していた神奈川県尊徳会とそれに同調した人々でした。
令和7年度の金次郎を学ぶ会では、第二次世界大戦終結80年に関連して、戦中から戦後まもなくの報徳運動がどのように展開したのか、戦争という大きな出来事を経て運動の何が変わり、何が変わらなかったのかを探っていきます。

令和7年度 金次郎を学ぶ会「第二次世界大戦下~終戦直後の報徳運動」

日時 令和7年7月13日(日) 午後1時30分~3時00分
会場 小田原市尊徳記念館 3階講堂
講師 小田原市尊徳記念館学芸員
参加について 入場無料(定員100名)
先着順、当日会場まで直接お越しください。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課 尊徳記念館係

電話番号:0465-36-2381

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