11日、朝一番で行われた「組織風土改革検討チーム」の第1回会合冒頭にて、庁内公募に応じこのチームメンバーに名乗りを上げてくれた16名の若手職員たちに、私の思いを伝えました。一連の不祥事により市民からの「信頼」を大きく損ねたことは、行政としての仕事の最も重要な基盤を失うことであり、市役所の存立に関わる事態であること。不祥事が起きてしまった原因として様々な要因が考えられるが、解決すべき課題の多さに対する組織体制の問題、コミュニケーションが希薄になりつつある職場の現状など、不祥事が起きてしまう組織のあり方なども含め、タブーを設けず徹底的に洗い出しを行うこと。かつて生活保護ジャンパー事件の際に全てをオープンにし真っ正面から取り組んだことで危機を乗り越えることが出来たように、この機を捉え、組織がため込んでいるかもしれない「ひずみ」を正していく機会とすべきこと。市民の信頼回復に向けた、極めて重要なミッションです。
組織風土改革検討チームの第1回会議について