「辻村農園・山林」が環境省の「自然共生サイト」に認定されました

環境省では、「2030年ネイチャーポジティブ(※1)」及び「30by30(※2)」の目標実現に向けて、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト(※3)」に認定する仕組みを令和5年度から開始しています。
令和5年度後期の認定において、市内で初めて、荻窪及び久野地内の「辻村農園・山林」が「自然共生サイト」に認定されました(令和6年3月18日)。

(※1)ネイチャーポジティブ(自然再興)とは
2030年までに、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せようとする目標です。
「昆明・モントリオール生物多様性枠組」(令和4年12月生物多様性条約第15回締約国会議採択)及び「生物多様性国家戦略2023-2030」(令和5年3月閣議決定)に掲げられた、世界・日本共通の目標です。

(※2)30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは
2030年ネイチャーポジティブに向けて、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする、世界・日本共通の目標です。

(※3)自然共生サイトとは
環境大臣が、「事業者、個人、地方公共団体による様々な取組によって、生物多様性の保全が図られている区域(企業の森、ビオトープ、里地里山、森林施業地、企業敷地内や都市内の緑地、研究機関や環境教育に活用されている森林等)」として認定するサイトで、令和5年度前期・後期合わせて全国184箇所が認定されています。
今後、「自然共生サイト」のうち保護地域との重複を除いた区域が、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録される予定です。
令和6年4月1日に、辻村農園・山林の統治・活動責任者である辻村さん夫妻と統括マネージャの鈴木さんが、守屋市長に認定の報告をしました。
自然共生サイト市長表敬訪問写真
 

この情報に関するお問い合わせ先

環境部:環境保護課 環境保護係

電話番号:0465-33-1481

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