キンボール
キンボールは、カナダで体育教師をしていたマリオ・ドゥマース氏によって考案されたスポーツです。キンボールの「キン」は、英語の「キネスシス(kinesthesia)」の略で「運動感覚」の意味です。直訳では運動の感覚を楽しむボールゲームとなります。運動神経を磨いたり、競ったりする一面的な記録主体の競技でなく、『運動によって「励まし、助け合い、感動の共有や協調性」を高めていく』コンセプトを具現化したスポーツがこのキンボールです。
ルール
1チーム4名、3チームで対戦するユニークなボールゲームで、大きなピンクボール、重さ約1kgの巨大なボールを使って、サーブ、レシーブを繰り返して得点を競うものです。
各チームはチームカラーを示すゼッケンを着けます。コートは15m四方以上(国際ルールは21m四方)を原則とし、チームの3人がボールを支え、残る1人がサーブします。その時、「オムニキン!(全ての人が楽しめるスポーツという意味の造語)」という言葉に続き、レシーブチームの色を言わなければなりません。指定されたレシーブチームはボールが床に落ちる前にレシーブし、同様に3人が支え、サーブします。レシーブに失敗したり反則した場合、そのチーム以外の2チームに得点が入ります。
他のニュースポーツと同じく、キンボールも多彩なローカルルールにより、参加者の年代や身体状況に合わせた動きが可能です。リードアップとして大きなボールを使った「鬼ごっこ」や、コートの大きさを変えたり、ワンバウンドしてからレシーブするなど、さまざまに楽しむことができます。
用具貸し出しセット数
全1セット
・キンボール×1(カバー&インナーボール)
・電動ブロア(空気入れ)×1
・ゼッケン3色×4
・スコアボード
【貸し出しについてのお問い合わせ先】
(公財)小田原市体育協会 0465-38-3310
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:スポーツ課 スポーツ振興係
電話番号:0465-38-1149