胃がんリスク検診

平成25年度から胃がんの早期発見、早期治療を行い、胃がんの死亡率を減少させるために、血液検査で胃の健康度がわかる「胃がんリスク検診」を実施しています。
この検診は、胃がんなどが発生しやすい状態であるかを検査するもので、胃がんそのものを発見するための検診ではありません。なお、この検診を受診した結果、要精密検査と判定されたかたは、保険診療で胃内視鏡検査を受ける必要があります。

対象

小田原市に住民登録がある40歳、45歳、55歳、65歳のかたのうち、今までに市の胃がんリスク検査を受けたことがないかた。

※胃がんリスク検診対象のかたは、胃がんリスク検診が優先となりますが、胃がんバリウム検診を希望される場合は、
 胃がんバリウム検診を受けることができます。ただし、どちらか1つしか受けられません。
 また、胃がんリスク検診は対象の年度以外は受診できませんので、ご承知おきください。
 

受けることができないかた

下記のいずれかに該当されるかたは、検査結果が正しく出ないため、受けることができません。
1、食道、胃、十二指腸の病気で治療中のかた
2、胃酸分泌抑制剤(プロトンポンプ阻害剤)内服中もしくは2か月以内に服用していたかた
※ピロリ菌の除菌治療を受けたかたは、半年以上あけないと正しく判定できませんので、主治医に相談してください。

受診期間

令和6年6月1日(土)から令和7年3月31日(月)まで

受診方法

取扱医療機関でご受診ください。
受診する医療機関を決めて、事前に電話で、検診が受けられる日時や予約の有無等を必ず確認してください。

検査内容

  1. 問診
  2. 血液検査(ヘリコバクター・ピロリ菌抗体、血清ペプシノゲンを検査します)

持ち物

・がん検診等受診券
・健康保険証
・おくすり手帳
・自己負担金 2,000円

※受診券は5月末に発送します。
※受診券を紛失された場合には再発行します。また受診券がお手元に届かない場合は、健康づくり課(保健センター)までお問合せ下さい。

自己負担の免除について

次のかたは、検診の自己負担が免除になります。手続きが必要になりますので、次によりご連絡ください。

自己負担免除者

手続き方法

市民税非課税世帯のかた

受診する日の3週間前までに健康づくり課(保健センター)へご連絡ください。

生活保護利用世帯のかた

受診する日の3週間前までに生活援護課のケースワーカーへご連絡ください。

65歳から69歳のかたで、後期高齢者医療被保険者証をお持ちのかた

後期高齢者医療被保険者証で確認しますので、受診の際に、ご持参ください。

令和7年3月31日までに70歳以上になるかた 手続きの必要はありません。検診日に受診券と一緒に健康保険証をお持ちになり、取扱医療機関でご受診ください。

検査についてのQ&A

ピロリ菌とは?

ピロリ菌は、胃粘膜に潜む細菌で、ヒトの胃の中に生息しています。ピロリ菌の感染は幼少期に起こり、胃潰瘍の原因になったり、萎縮性胃炎を引き起こすことがわかっています。

ピロリ菌抗体検査とは?

血液中に含まれるピロリ菌抗体価を測定し、胃の中にピロリ菌が存在しているかどうかを調べる検査です。抗体が一定量以上(陽性)の場合には、ピロリ菌感染があると考えられます。

ペプシノゲン検査とは?

血液中にあるペプシノゲン(胃の粘膜で生成される消化酵素のペプシンをつくる物質)の量を測定する検査です。ペプシノゲン検査で陽性の場合には、胃の粘膜の萎縮、炎症が疑われ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気になりやすい状態と考えられます。
胃がんリスク検診に関するお問い合わせ先:0465-47-4724(健康づくり課 成人保健係)

この情報に関するお問い合わせ先

福祉健康部:健康づくり課(保健センター) 成人保健係

電話番号:0465-47-4723・4724

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