市長の日記

市長の日記

2025年05月15日(木)

全国市長会関東支部、道づくり全国大会

 新茶の季節です。12日、小田原市森林組合の小泉組合長から、摘みたての新茶約30kgが小田原市に寄贈されました。高齢者施設等へ配布し活用して頂きたいとのこと、たいへん有り難いです。
 13日・14日の日程で、全国市長会関東支部の役員会および総会が、山梨県富士吉田市を会場に開かれ、神奈川県市長会選出の理事として参加してきました。東村山市・渡部市長が会長、笛吹市・山下市長が副会長をつとめ、理事にはオーガニック給食で有名な千葉県いすみ市の太田市長、報徳のご縁でお付き合いの深い茨城県桜川市の大塚市長をはじめ、各地の親しい市長さんらも参加。最近の市長選挙で就任された、北条五代ゆかりの川越市や報徳研究市町村協議会メンバーの筑西市の新市長さんらともご挨拶。大きくそびえる富士山を背景に、和やかなうちにもしっかりと意見交換などのできた2日間となりました。
 開催地となった富士吉田市のご協力で、役員会後の2時間ほどをかけて、北口本宮富士浅間神社への正式参拝をはじめ、市内の諸施設を視察させて頂きました。富士山の山頂までを市域に含み、富士山信仰で栄えた富士吉田市には、富士山の世界遺産登録以後たいへんな数の外国人旅行者が押し寄せており、視察のバスから見る商店街には日本人よりもはるかに多い外国人の行列。観光客増加による経済効果に加え、ふるさと納税からの歳入も厚く、それらを活用した観光まちづくりの取り組みや、「ふじさんミュージアム」や最新のジビエ加工施設など諸施設の整備も進んでいます。こうした動きには、富士吉田市の「(株)ふじよしだまちづくり公社」が大きな役割を果たしており、小田原市としても取り組みを学ばせて頂きたいと関係者にお伝えしました。
 14日お昼前に総会が終わり、直ちに東京・砂防会館へ。全国の市町村長などが加盟する「道路整備促進期成同盟会全国協議会(略称:道全協)の通常総会と「命と暮らしを守る道づくり全国大会」に参加。会場には日本全国から900名を超える市町村の首長たちが集結。大会表題のとおり、命と暮らしを守り、地域の経済を支える上で不可欠な基幹道路の更なる整備等に向け、決議文などを採択。
 全体の司会は、道全協の副会長であり重鎮の相馬市・立谷市長。手慣れた仕切りで、大会を大いに盛り上げておられました。来週末、久しぶりに訪ねる相馬・野馬追の機会に、報徳のご縁で自治体間連携を深めてきた立谷市長とも旧交を温めたいと思っています。

2025/05/15 14:21 | 未分類

 

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