市長の日記

市長の日記

2025年07月30日(水)

神奈川大学と包括連携協定、県市長会 ほか

 帰国時の疲労がやや残る中、29日より通常の公務スケジュールに復帰。連日の酷暑ですが、湿度が高かったモルディブに比べ、カラリとした暑さなのが救いです。
 
 この日から主要政党県議団主催の令和8年度予算要望ヒアリングが始まりました。1日目は公明党の皆さん。隣接する神奈川県県西地域県政総合センターにて、公明党県議団の皆さんと30分ほど情報共有、意見交換。国や県の次年度予算における要望事項をお伝えしました。今日は立憲民主党・かながわクラブ、1日は自由民主党と続きます。

 続いて、神奈川大学との包括連携協定締結式に臨みました。同大学とは、これまでにも「おだわら市民学校」での講師、本市の社会教育や生涯学習におけるアドバイスや委員参加、大学生と地域団体等との交流やまちづくりへの貢献など、様々な交流や連携が既に行われています。包括連携協定を締結することにより、総合大学としての知見や学生たちの若いアイデアなどをこれまで以上に活かし、様々な地域課題を解決し持続可能な社会への歩みに繋げていくことを目指すものです。
 神奈川大学との関係は、同学の齋藤ゆか教授が提唱していた「プロダクティブ・エイジング(創造的加齢)」政策に私が着眼、小田原市の生涯学習や社会教育、さらには生涯現役事業などに取り入れてきた経緯があり、私が市長退任中に同学の非常勤講師として学生たちと接してきたこともあって、すでに一定の関係が育っています。この日、石渡理事長をはじめ同学の皆さんと改めて連携強化を確認、今後の展開が大いに期待されます。
 午後は、神奈川県市長会の市長会議が小田原にて開催されました。ミナカの会議室にて定例会議を行った後、市内の視察に。まずは、来年秋に神奈川県を会場に開催される工芸EXPOで県を代表する伝統工芸品の箱根寄木細工を紹介するべく、早川の露木木工所のギャラリーにご案内。社長であり箱根物産連合会会長の露木清勝さんに、寄木細工の作り方を詳しくご説明頂いた後、作品を鑑賞。参加した各市長は、寄木細工がどのように作られているかを知り、精緻で美しい寄木細工に感心しきり。
 続いて、漁港の駅TOTOCO小田原へ。水産海浜課長による説明を受け、計画を大きく上回るレジ通過者数と売り上げを達成しているTOTOCOの経営状況に対し、開発時の財源確保策や県との役割分担、集中する来場者の受け入れ態勢などについての質問も。その後館内各所をご案内、1Fの売り場では各市長らが売り上げにご貢献頂きました。

​​​​​​​ それにしても、TOTOCO脇の防波護岸には、台風の接近による高波が護岸に打ち寄せ、そのしぶきが高く舞い上がっていました。酒匂川花火大会や小田原みなとまつりなど、大きなイベントが開催予定の週末に接近する台風の影響が心配です。

2025/07/30 19:25 | 未分類

 

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