市長の日記

市長の日記

2025年08月04日(月)

なりわい交流館、週末諸行事

 30日の津波警報、台風9号、異常な暑さなど、夏の諸行事の開催が心配された週末でしたが、いずれも無事に開催ができ安堵しています。

 1日、朝一番で小田原宿なりわい交流館のリニューアルオープンのセレモニーが行われました。昭和7年に建設された旧網問屋「角吉」を再整備し平成13年に「なりわい交流館」としてオープン、令和4年には国の登録有形文化財にも登録され、小田原の宿場町やかまぼこ通り周辺の歴史やなりわい文化、伝統産業を今に伝える貴重な財産です。このたび耐震改修工事を行い、より安全で快適な空間へと生まれ変わりました。今後は小田原市観光協会が管理運営事業者となり、小田原が進めるまち歩き観光の拠点として、大きな役割を担っていくことになります。館長には、小田原のまち歩きの先駆者である平井丈夫さんが就任、政策総合研究所以来の活動がひとつの到達点に至ったとの感慨があります。
 2日に予定されていたみんなでMIYUKI BEACH2025は、台風余波の高波のため、残念ながら中止に。
 午後からは、小田原市戦後80年認定事業でもある演劇「あの夏の絵」が上演されました。主催された実行委員会の皆さんの情熱と行動力で、700人を超える来場者があり、会場は熱気に包まれました。青年劇場の皆さんの演技も素晴らしく、見応えのある舞台に。戦後80年の節目に、平和を願う市民の皆さんがこれだけ集われたことを、平和都市宣言を行っている小田原市の市長として、誇らしく、また心強く思います。関係者の皆さん、ありがとうございました。明日は朝一番で、沖縄を訪ねる中学生たちを見送る予定です。
 夕刻からは、酒匂川花火大会。思いのほか早足で東に抜けた台風9号の影響はほぼ無く、南から北へと吹く穏やかな風のもと、多くの協賛を頂いた御陰で例年以上に充実した花火大会となりました。観覧頂いた多くの来場者から、「今年はとても良かった」「今までで一番!」との声を多く頂きました。一方、例年以上の暑さのためか、救護が必要な方も何人か発生。入念に準備された観光協会の皆さん、会場を見守って頂いた皆さん、お疲れ様でした。
 3日も朝から快晴、酷暑。小田原漁港では第32回小田原みなとまつりが開催。朝8時半過ぎに漁港に着くと、既に多くの来場者で大賑わい。朝水揚げされた地魚をはじめ、干物づくり、さわる水族館、各種ワークショップ、地元飲食店の出店、港内クルーズ、相模湾ゆかい探検など、盛りだくさんの内容で、年々充実してきています。例年同様、漁船に分乗し沖合でマダイの稚魚を放流。短時間でしたが、小田原の「水産」の活気・熱気と連帯をとても嬉しく感じた朝でした。
​​​​​​​ そこから、川東タウンセンターマロニエへ。3階ホールで開催された「子育て支援フェスティバル」を訪ねました。小田原で様々な子育て支援活動に取り組む諸団体が一堂に会し、ご家族で来場される皆さんが楽しみながら学んだり交流したり出来るよう、数多くのコーナーが設けられていました。私も全ての団体の皆さんに声をかけ、取り組みの工夫や日頃の活動の様子などを聴かせて頂きました。子育て支援の分野には、保育園や幼稚園の現場での課題、地域で子育てをする皆さんへの支援、子どもたちの多様な居場所づくりなど、取り組むべき課題が山積しています。関係者としっかり連携し、施策を進めていく考えです。

2025/08/04 11:11 | 未分類

 

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