夏休を挟んだため少し間が空いてしまいましたが、お盆の頃の動きを記します。
8月15日、朝から「小田原宿なりわい交流館」へ。小田原がこれから取り組みを強化する「まち歩き観光」について、同館館長である平井丈夫さんと共にまちを歩きながら思いを分かち合いました。歩いたコースは、交流館前~かまぼこ通り~旧魚市場~海へと続くトンネル~御幸の浜。最近はこのトンネルが「映えスポット」になっているようで、午前中から少なからぬ人たちが訪れ、写真を撮っていました。平井さんとは、小田原市政策総合研究所の市民研究員の頃からの長いお付き合いで、小田原の豊富な地域資源のことなど、実に多くのことを教えて頂いた大先輩でもあります。この日の様子は広報広聴室が撮影してくれており、編集の上、後日市公式YouTube等で公開する予定ですので、ぜひご覧ください。

午後、神奈川県庁へ。毎年この時期に行っている、県政への要望活動を行いました。内容は、小田原市内における各種道路整備、都市基盤整備、上下水道整備、無電柱化、諏訪の原公園整備など、主に技術系の諸分野。県側は、橋本副知事、池田県土整備局長をはじめ当該部局の部長さんら。市側からは、市長・武井副市長ほか、関係部局の部長ら。小田原選出の小澤良央県議が仲介と設営の労を執って下さいました。小田原には神奈川県の出先機関として小田原土木センターが配置されているのですが、小田原市から同センターに長年職員を派遣している経緯があり、二人三脚で事業を進める、まさに兄弟のような緊密な関係ができあがっています。要望活動では、各事業の推進に加え、こうした良好な関係を引き続き大事にしていくことが確認されました。
この日は終戦記念日で、小田原では市民有志の皆さんにより「8月15日を考える会」が開かれていました。私は上記要望活動のため参加が出来なかったのですが、講師として来られていた長崎大学准教授の中村桂子さんが同会終了後の懇親会にまだ残っておられるとの連絡があり、横浜の活動を終えてから懇親会場に直行。数年ぶりに中村さんと再会が出来ました。中村さんは、長崎大学核兵器廃絶研究センターでの職務を通じ若者の育成にも意欲的に携わっており、その関係で私の前の任期中に実施した市内中学生向けの平和教育事業「ワールドキャンプ」の開催にもたいへんご尽力を頂いた経緯があります。来年以降、そうした事業の再開を進めましょうと、中村さんと意気投合致しました。
16日は夕刻から2カ所の納涼祭に伺いました。
まず、国府津東地区の夏まつり。商店街の一角、旧伊藤医院さんの前の敷地にて、地域の皆さんがぎっしりと集結、まさに老若男女が一堂に会して談笑、地元の子どもたちが奏でるお囃子などに耳を傾けながら、交流を楽しんでおられました。
日が暮れてから始まったのは、下曽我保育園での曽我原盆踊り大会。園庭の中央に立派な櫓が組まれ提灯に明かりが灯る中、浴衣姿の皆さんが輪になって踊る、絵に描いたような盆踊り大会。数年前までは下曽我地区の各自治会単位で行われていたようですが、今は曽我原地区だけになったとのこと。とても大切な地域行事であり、ぜひとも存続されていってほしいと思います。