23日、朝一番は上府中公園の小田原球場へ。神静民報社主催の「第62回小田原地方官公庁親睦野球大会」の開会式に参加しました。県西部3市8町の職員や、さがみ信金・JAかながわ西湘など、地域の公共部門を支える皆さん方による17チームが参加。勝敗の行方もさることながら、貴重な親睦の機会でもあり、当圏域を共に支える仲間としての絆を深めて頂きたいと思います。

午後、ドキュメンタリー映画「夢みる給食」の上映と対談の企画に参加しました。題して「夢みる大人たちの井戸端会議@小田原シネマ館」。この作品は、国内各地の保育園や小中学校で急速に拡がるオーガニック給食への動きを丹念に紹介しており、子どもたちに健やかに育ってほしいとの願いが込められています。有機栽培のお米や野菜を使った、伝統的な和食中心の献立により、子どもたちの健康が養われるだけでなく、農園での野菜作りや味噌作りなどを通じて、子どもたちにとってのかけがえのない原体験にもなっています。
対談では、監督のオオタヴィンさんがファシリテーターとなり、小田原で長年有機農業に取り組む石綿さん、パパたちと一緒に地域の菜園を立ち上げた高島さん、そして私とで、小田原でもこうした動きが出来ないかについて語り合いました。この会を主催したお母さんたちのチームからは、小田原でのオーガニック給食開始を目指すための署名活動が始まることも紹介されると共に、出来ることから始めていこう、との思いも共有されました。今後の展開がとても楽しみです。
上映会終了後の交流会を途中で失礼し、32区(南町界隈)の納涼祭会場へ。過日行われた十字地区の地区懇談会で、この納涼祭のお話を伺っており、ぜひ訪ねたいと思っていました。会場は、海にほど近い大蓮寺さんの境内。地域の皆さんが手作りで様々なお店を展開、大きな木陰があるゆったりとした境内で、住民の皆さんの和やかな時間が流れていました。
そこから松田へ。第45回まつだ観光まつり・第24回あしがら花火大会の会場に伺いました。県西地域の各市町で開催される夏のイベントの「トリ」となるイベントで、会場である酒匂川町民親水広場は大勢の人たちでたいへんな賑わい。夕暮れ時、酒匂川上流から吹き下ろす風に秋を感じました。
再び、上府中公園へ。毎月開催されているクラフト市「カミイチ」が、今月は日中の暑さを避け夕方から行われると訊き、その様子を拝見しに立ち寄りました。球場の外側の広い通路には、裸電球が張り巡らされ、個性的なクラフト商品やこだわりの食など、多彩なお店が両側にズラリ。夜になって涼しくなっていることもあり、ワンちゃん連れの来客も多数。小田原以外からの出店者も多い中、小田原の農産物を使って加工品を作っておられる方など、地元系のお店には声をかけさせてもらいました。夜のカミイチ、とても素敵な空間でした。