24日は「雨のクリスマス・イヴ」。日頃バタバタして、家族との時間をおろそかにしていることもあり、この日は早めに帰宅。やはり仕事帰りの妻と大急ぎで料理し、娘が買ってきた赤ワイン、息子が買ってきたショートケーキで、久しぶりに家族揃ってのささやかなイヴの夕餉となりました。こうした時間、やはり大切です。
23日、西湘日中友好協会の小早川会長と桐谷さんがご来室。10月に行った中国訪問のご報告を頂きました。小田原ともお付き合いの長い河南省安陽市などを中心に、現地の行政、学校や諸施設などを訪ねられ、交流を深めてこられました。日中関係に影を落とした、台湾を巡る高市首相の発言の前であったこともあり、先方の対応は丁寧で、交流も和やかであったとのこと。今後の相互訪問については諸情勢に鑑み現時点で未定のようですが、民間レベルでの交流は大切にしたいものです。
西湘日中友好協会の小早川さん・桐谷さんらと
またこの日は、市役所の幹部職員らを対象に「インシビリティ研修」が行われました。市役所組織における職員間ハラスメントへの対策の一環として、昨年より行っているものです。「インシビリティ」とは、直訳すると「礼節の欠如」。相手を傷つけようとの意図はないものの、思いやりや配慮を欠くような言動が職場環境を悪化させ、職員のメンタルヘルスや生産性低下を招くことについて、幹部職員らの自覚と注意を促すことが目的。この研修に先立ち、講師をお勤め頂く津野香奈美さん(神奈川県立保健福祉大学大学院教授)らと少しお話をさせて頂き、市役所内の現在の状況などを共有、引き続きのご指導をお願いしました。
24日、小田原箱根商工会議所へ。年に数回開かれる、会頭をはじめとする会議所役員と、私を含む市役所幹部との意見交換が行われました。会議所はこの11月に役員改選が行われ、鈴木悌介会頭が4期目にご就任されたほか、副会頭にはさがみ信用金庫の遠藤康弘さんが再任、小田原ガスの原正樹さん、まるだい運輸倉庫の秋元美里さん、箱根温泉旅館ホテル協同組合の西島庸吉さんの三名が新任となりました。ぐっと若返りが進み、会頭はもとより副会頭の皆さんともこれまで様々に関係を築かせて頂いている方ということで、これまで以上に建設的な意見交換となりました。意見交換のテーマとしては、障がい者雇用の促進、小田原漁港周辺の活性化、スポーツ振興に向けた地域連携、防災体制の強化に向けた地域と企業との連携構築、エネルギーの地域自給に向けた計画策定。いずれも重要なテーマであり、具体的な目標を据えてしっかりと連携し成果を出していきたいと思います。
夕刻は、環境事業センターの皆さんが市長室に来られ、環境分野において様々な表彰を受けられたご報告を頂きました。環境大臣表彰の北村さん、全国都市清掃会議会長表彰の大井さん、県知事表彰の福岡さん、県都市清掃行政協議会会長表彰の柴田さん・杉本さん、県公衆衛生協会小田原支部長表彰の小川さん・増田さんの、7名。市民生活に欠くことのできないごみ収集や焼却・資源化・環境美化の取り組みを、地道かつ丁寧に取り組んで頂いていることに対し、私からも感謝を伝えると共に、お手本となる仕事ぶりをぜひ次の世代へと伝えて頂くようお願いしました。