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2026年05月29日(金)

自転車に乗ったヴィオラ弾き

 横浜出身者としては、小田原は観光地で、旅行の対象でした。しかし、縁あって小田原市民となり、昨年還暦を迎えた人生のうち、すでに半分以上を小田原で過ごしています。
 実際に住んでみると、この地域の多様性と可能性に驚かされる一方で、それを活かしきれていないような歯がゆさも感じます。「よそ者」だったころの感覚も忘れず、まちの魅力を発掘し、発信できればと思います。
 ところで、皆様は「ヴィオラ」という楽器をご存じでしょうか。ヴァイオリンに比べると知名度は低いものの、昨今は、天皇陛下が演奏なさる楽器として注目度上昇中(推測)です。
 私自身は、高校の入学式で、生オケの歓迎演奏を聴いて感激し、オーケストラ部へ。以来、ほぼブランクなくヴィオラという楽器と付き合ってきて40年余。少数派の利もあり、おかげさまでさまざまな演奏機会に恵まれています。
 ヴィオラは落ち着いた音域と、いろいろな楽器とアンサンブルしやすいのが魅力です。箏、リコーダー、朗読とコラボしたり、ヴィオラだけのアンサンブルをしてみたり。平日午前中に練習する弦楽合奏は、人が人を呼び、20名にとどく大所帯となりました。
 演奏の場所は音楽ホールだけではなく、老人ホームや病院、公民館のサロン、カフェなど、多岐にわたっています(戸外はなるべく避けたいですが条件によっては可能です)。昨年は、歴史的建造物である「旧松本剛吉別邸」初のコンサートに呼んでいただきました。木造建築と木の楽器との相性の良さを感じました。続編を期待しています。
 生の音楽が、その場の空気を和ませたり、活性化させたり力があることにやりがいを感じます。また、音楽は心の豊かさや平和にも通ずると信じています。こんな不安定な世情だからこそ、音楽があふれる街にして、小田原に暮らす人人々と幸せを分かち合えればと願っています。気軽に入場できるコンサートや、ロビーコンサート、ギャラリーコンサートなどの演奏の機会を提案していきたいです。なお、小田原は合唱などの音楽団体も多く、活動場所の確保に苦労しています。音出しが可能なフレキシブルな施設利用や、支援の仕組みを整備することを望みます。
 私は車の運転ができないので、移動はもっぱら自転車です。ヴィオラは肩にかけて持ち運べるギリギリの大きさでしょうか(チェロだって持てるとは思いますが)。もし街で見かけたら声をかけてください。
今後の出演予定
【 VIVA VIOLA Ⅳ 】
 11月7日(土)午後
 小田原三の丸ホール 小ホール
記:じんちゃん
記念すべき第1回(2023.11.3=ヴィオラの日)記念すべき第1回(2023.11.3=ヴィオラの日)

2026/05/29 08:29 | 音楽

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