市長の日記

市長の日記

2025年03月10日(月)

高齢者食堂、ガイド協会入会式 ほか

 7日は様々な皆さんとの交流が多い一日でした。
 朝一番で、陸上自衛隊第一高射特科大隊の指揮情報中隊の皆さん約20名が、当地域の大規模災害時に徒歩で現地入りし救援活動等を行う想定の下、小田原市と中井町を出発し大井町をゴールとする徒歩行進訓練を実施、そのルート上で小田原市役所に立ち寄られました。片桐中隊長以下、中隊の皆さんを前に、感謝と激励の意を込めてご挨拶をさせて頂きました。第一高射特科大隊の皆さんは、災害時にこの県西地域に直ちに駆けつけて頂くことになっており、たいへん心強い存在です。
 
 このあと午前中に2件のご寄贈案件。まず、令和5年に募集開始した企業版ふるさと納税「新病院建設事業」について、グローバルヘルスケア企業であるPHCホールディングス(株)の日本における子会社であるウィーメックス(株)様より、リアルタイムで遠隔医療が行える「Teladoc HEALTH」をご寄贈頂きました。CT診断装置や内視鏡など様々な周辺機器と接続し、遠隔地の医師とリアルタイムの診療情報の共有が可能となる機器で、新病院での医療サービスの守備範囲を拡げるたいへん有効な機器となります。ありがたいことです。
 もう一件は、神奈川県損害保険代理業協会県西支部より、チャイルドシートのご寄贈。以前より同支部からはチャイルドシートのご寄付を頂いてきており、利用される皆さんからたいへん喜ばれている取り組みです。以前に比べ、チャイルドシートの機能や仕様もだいぶレベルアップしており、安心して使って頂けることでしょう。
 お昼前に、上府中地区で開催された「高齢者食堂 『ごちそうさま』」にお邪魔しました。これは、「上府中地区まちづくり委員会」内の「健康・福祉分科会」が担当され、昨年4月からスタートした取り組みで、毎月1回、千代公民館を会場に地域内の高齢者が集まり、楽しく食事する「共食の場」を提供するとともに、仲間作りや心の健康作りを目指す活動です。この日、公民館のホールは40名以上の皆さんの参加で満席状態。食事の前から集まり、テーブルごとに様々なコミュニケーションの時間が設けられた後、奥の厨房で民生委員さんらを中心とする地域のご婦人方十数名が作られた手作りのお料理を頂きました。雛祭にちなんだちらし寿司、まちづくり委員会の一環で子どもたちと一緒に育てたホウレン草や小松菜なども盛られた、とっても美味しいお料理。和気藹々とした雰囲気に充ちた食堂。こんな場所が市内の各所にできたら素晴らしいと、心から感嘆いたしました。長く続いてほしい活動です。
 夕刻、小田原ガイド協会の入会式が開かれました。これで29期目、今期は7名の「新人さん」がご入会され、全体で106名となりました。緑色のベストに帽子で、小田原城だけでなく市内各所にて来訪者のガイドをしてくださる皆さんの存在は、小田原の素晴らしさを来訪者に伝える上で本当に大切な存在。それぞれの個性を生かされながら、小田原の豊かな魅力を十分に学ばれ、ガイドとしてご活躍されますよう、激励のメッセージをお伝えしました。

2025/03/10 12:51 | 未分類

 

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