市長の日記

市長の日記

2025年04月25日(金)

職員報告会、ライオン新工場竣工 ほか

 24日午前中、外部団体などでの研修や学びを行ってきた職員たちによる、成果についての報告会が開かれました。
 まず、一つ目は、早稲田大学マニフェスト研究所の地域経営部会での活動に参加した、人権・男女共同参画課の小田さん、都市政策課の磯崎さん、建築指導課の亀井さん。地方公共団体の職員を対象にした実践型の研修事業で、3人は「住みたい・住み続けたい街 小田原」を目指しての組織づくり・人づくりの実現に向け、「人材バンク導入」「職員の異文化コミュニケーションスキルの向上」「役職定年職員の役割強化」を具体的に提案してくれました。
 二つ目は、一般社団法人プラチナ構想ネットワークが主催するプラチナ構想スクールで、課題に対する認識力・解決力やリーダーシップ・マネジメント力などの実践的知識習得などを目指す交流型研修。市立病院経営管理課の田中さんが参加、「子どもから高齢者まで元気に活躍し続ける社会を作る」をテーマに、市民の健康増進策を研究。「スマホdeドック」「減塩検定」「小中学生向けの健康教育」を提案してくれました。
 三つ目は、高齢介護課の仕事をしながら関東学院大学大学院に進学し、専門的な研究に取り組んだ総務課の海老原さん。同大学院の法学研究科地域創生専攻にて、高齢介護課のケースワーカーとしての経験と課題感を踏まえ、身寄りのない認知症高齢者の成年後見制度に関する具体的な提案をまとめ、修士論文として提出。この春からは博士課程へと進む予定です。
 いずれの皆さんも、市職員としての仕事に取り組む傍ら、時間をやりくりして意欲的に取り組んでくれました。その成果を、ぜひ具体的に市政としての事業やサービス充実へと繋げてほしいと伝えました。
 午後、国府津にあるライオン(株)の小田原工場にて、新たな薬品棟の竣工式が執り行われました。同工場では、「クリニカ」などの各種ハミガキや、解熱鎮痛薬の「バファリン」など、私たちの生活でもお世話になることの多い製品が多数製造されています。同社では、バファリンなどの医薬品を海外にも提供していけるよう、2023年より薬品製造の工場の新設を進めており、このたび建設が完了、竣工となったものです。竹森代表取締役兼社長執行役員をはじめとする皆さんと共に、テープカット式に臨ませて頂きました。
 創業から130年ほどを経た同社の、国内に4カ所ある製造拠点のひとつが、小田原工場。今回の大型整備を経て社業がさらに発展されること、そして小田原の地により一層根を下ろして頂くことを願ってやみません。
 夕刻は、報徳会館で行われた、小田原箱根商工会議所青年部の総会にお招きを頂きました。つい2日前に市長室に来てくれた稲葉会長をはじめとする新執行部の、いわば最初の舞台。丁寧に議事が進行し、新年度の活動がスタートしました。青年経済人として地域経済の中核を担いつつ、市の様々な取り組みにおいてもお力添えを頂く皆さんに対し、小田原箱根地域の課題解決と可能性の具現に向け、大いに活躍して頂きたいと祝辞を述べさせて頂きました。

2025/04/25 09:07 | 未分類

 

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