お彼岸に入り、気温がぐっと下がってきました。暑く長かった夏が、ようやく終わりそうです。ここ数日は、夜に窓を閉めて就寝、朝は長袖を羽織ったりするように。市内の田んぼでは稲刈りも進み、米作りをしている友人たちの様子から、小田原でのお米のできはまずまずのよう。近年、日本は「夏と冬しかない」と言われるようになりましたが、秋の風情も味わいながら過ごしたいものです。
「秋分の日」の23日、午前中はここしばらく手入れができなかった城山の畑で草刈りを済ませ、午後から市内各所での催事に参加。
まずは、三の丸ホールにて行われた、小田原ライオンズクラブ主催の第41回イングリッシュ・スピーチ・コンテストに。高校生たちによる英語スピーチ大会で、今年は25人がエントリー。昨年も参加したのですが、英語のスピーチ力が高いことに加え、英語で語られるスピーチの内容が素晴らしく、驚いた記憶があります。異文化コミュニケーション論に留まらず、日本の文化の特質、友人や家族との関わりを通じた深い内省、世界の平和を巡る考察など、私たち大人が日本語で語ろうとしても苦労するようなテーマが数多くありました。今回は公務の都合でスピーチそのものを聴くことが出来なかったのですが、いずれは日本人としての誇りを胸に国際社会を担う人材として、大きく育ってほしいとメッセージを伝えました。
イングリッシュ・スピーチ・コンテストにて、参加者に激励