関東甲信越地方に梅雨入り宣言が出された10日は、終日雨雲が低く垂れ込め、雨が降り続く、いかにも梅雨らしい空模様。この日は、故・安野裕子市議の命日でもありました。私が市長に再就任した最初の市議会定例会で、再び議場にて安野さんと議論を交わすことを楽しみにしていたのですが、それが叶うことはありませんでした。課題が山積するこれからの市政の行方を、しっかり見守って頂いていると信じています。
10日は、庁内の複数のミーティングや、市議会定例会での答弁に関する打ち合わせの他、3件のご来訪がありました。
まず、一般社団法人経営実践研究会の皆さん。「『事業』を通じて『社会課題の解決』を目指し、『その先の未来』を創造する」との理念のもと、全国各地の企業経営者や諸団体のリーダーたちが参加し、社会課題の解決に資する事業の展開を進めている団体。小田原でも沼代で農業を営む秋澤史隆さんらが参加、この日もご一緒に来られました。小田原市に対する具体的な提案として、児童養護施設に入所している青少年が社会に出て行く上で必要なスキルを、経営実践研究会のメンバーの指導により身につけてもらい、趣旨に賛同する地域企業が就職の受け皿になっていくような仕組みづくりを一緒に進めたい旨、お話を頂きました。
