市長の日記

市長の日記

2024年10月08日(火)

鎧塚さんと再会 ほか

 7日、長丁場だった市議会9月定例会は、令和5年度の決算について認定を頂き、全日程が終了。これから年度の後半に入り、各種既存事業や市内外での様々な交流などに取り組みつつ、新しい総合計画に向けた基本構想案の検討、来年度以降の事業デザインや予算編成などが並行して進みます。日程的には平日も週末もなく忙しい日々が続きそうです。

 午後、パティシエの鎧塚俊彦さんが市長室を訪ねてくださいました。石垣山一夜城の隣、相模湾を望む果樹園地の中に「一夜城ヨロイヅカファーム」を開設されてから、早くも12年が経過。一年中たくさんのお客さんを迎える人気スポットとして定着しており、小田原の魅力を広く発信する上でとても大切な拠点となっています。市長を退任していた4年間、石橋のワイン葡萄畑に連日通う道すがら、ヨロイヅカファームの横をいつも通るたびに、「鎧塚さんたちはお元気かな・・・」といつも気になっていました。
 5年ぶりくらいの再会でしたが、変わらずお元気なご様子に安堵、ガッチリと握手させて頂きました。事業が順調であること、施設の拡張を計画されていること、更なる展開を構想中であることなど、これまで以上に小田原に力を注いで頂けるようで、嬉しい限りです。国内の様々な候補地の中から小田原を選んで下さったことに改めて感謝。ワインプロジェクトの活動にも注目して頂いており、「妻(故・川島なお美さん)もきっと見守っていますよ」と励ましてくださいました。改めて、様々な連携を深めていきたいと思います。

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2024/10/08 10:36 | 未分類

2024年10月07日(月)

秋の諸行事

 夏を思わせる暑い日を挟みながらも、秋の深まりが感じられるようになりました。親戚の農家に任せている曽我の田んぼから新米が届き、知人からは立派な栗を頂いたりと、秋の稔りが我が家にも。この週末も市内で多くの諸行事が行われ、凌ぎやすい天候もあって各所は賑わっていました。

 4日、この日は午前・午後と2回、ミナカへ。一般社団法人プラチナ構想ネットワークが開催している自治体職員向けの連続セミナーの講師を務めました。国内各地の自治体職員さん向けに、「市民が主役のまちづくり」と題した90分の講演。「人の力は信じるに足る」との、私の経験からの確信をお伝えしました。午後は、今年で創立10周年を迎えた「小田原・あしがら防火安全協会」の記念式典へ。県西地域の各地域・各分野で防火安全に取り組む企業の皆さんに、改めて感謝と敬意をお伝えしました。

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2024/10/07 12:35 | 未分類

2024年10月04日(金)

清閑亭について記者会見 ほか

 3日、定例記者会見の中で、清閑亭にまつわる経過について、市の一連の対応が様々な疑念を招いたことに対し謝罪しました。
 4月に提出された住民監査請求を踏まえた監査委員からの勧告を受け、国指定史跡地内に位置している清閑亭の増築を認めた経緯の妥当性などにつき、関係職員からのヒアリングなど3か月にわたる再調査を踏まえ、関東学院大学法学部の宇都宮准教授の協力を得て報告書を取りまとめました。その中で、増築については文化庁の許可の手続きに問題はなかったものの、民間提案制度の適切な運用に対する理解が不十分であったこと、増築を認めていく経過における意思決定や決裁が庁内で明確な形で行われていなかったこと、それらが文書として残っていなかったことなどが、結果的にプロセスの不明瞭さとなり、様々な憶測や疑念を生む結果となりました。これらのことを深く反省し、組織としてしっかりと改善していかねばなりません。
 また、事業者である(株)JSフードシステムさんとは、増築部分の所有権にまつわる問題の解決、賃料や駐車料などの追加徴収は進めますが、風評被害などでご迷惑をおかけしたことはたいへん申し訳なく、今後の運営の適正化において協議・協力するとともに、近隣住民の皆さんとの課題調整などにも、市としてしっかり取り組んでいきたいと考えています。

 さて、全国では10月1日より「赤い羽根共同募金」が始まっており、小田原市でも1日に駅頭や主要商業施設などでの街頭募金が行われています。集められた募金は、地域福祉の向上に役立てられており、地域における子育て支援の活動や障がい者団体の活動、社会福祉協議会や各種ボランティア団体などの活動において使われる、貴重な財源となります。
 私も1日に小田原駅での募金活動に参加しましたが、改めて感じたのは、小田原駅のアークロードを行き交う外国人旅行者の多さ。JR改札前では通行者の半分くらい、西口の新幹線改札前では8割くらいが外国の方でした。英語で呼びかけを行わないといけない時代となりました・・・。

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2024/10/04 09:11 | 未分類

2024年10月01日(火)

ヴァイオリニスト式町さん、小田原史談会

 今日から10月。来週月曜までの市議会決算特別委員会が終わると、庁内は次年度予算編成に向けた調整作業が本格化します。昨日も朝一番で全部局長・副部局長を招集し幹部会議を開催、予算編成方針の確認と本市の財政事情などについて情報を共有、しっかりと予算編成作業に取り組むよう指示を行いました。
 本日就任する石破新首相は、昨日方針を発表、10月15日公示、10月27日投票との衆議院選挙日程案を示しました。解散前の十分な審議を求めている野党は一斉に反発しておりますが、この日程で進むことになるものと考え、庁内の選挙準備態勢を進めなければなりません。予算編成、秋の諸行事、市内の被災個所の復旧作業などが立て込む、ただでさえ忙しい時期にぶつかり、十分な準備期間もない中、人手のやりくりなどで職員たちに苦労をかけることになります。

 30日、2件のご訪問を頂きました。
 まず、ヴァイオリニストの式町水晶さん。脳性麻痺をかかえながらも、ヴァイオリンと出会い才能を開花させ、東京パラリンピック閉会式で演奏を務めるなど、活躍されている式町さん。その育ちの過程では障がいゆえのいじめや、不登校など、苦しい時期を乗り越えてこられました。今はそうした経験に立ち、人権の観点などからの講演も組み合わせた演奏会などを各地で展開、特に、小中学生たちにお話と演奏を届ける活動に精力的に取り組んでおられます。小田原市において児童生徒たちに自らの経験や思いを伝えたいと、お申し出を頂きました。水晶さんを育てられ見守り支えてこられたお母様からも、様々なお話を聞かせて頂きました。

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2024/10/01 11:22 | 未分類

2024年09月30日(月)

SDGsデイ、健民祭 ほか

 与野党の党首の顔ぶれが決まりました。正面からの議論をいとわない石破・野田両党首のぶつかり合いが、国政を国民が望む方向へ進める契機になることを祈りますが・・・国会での十分な論戦を経ずに解散総選挙を急ぐのは望ましいことではありません。国民に十分な判断材料と選択肢を提示することが、今回の総選挙で最も重要なこと。賢明な判断を期待するものです。

 事前の予報とは異なり、雨も降らず、曇り空でしのぎやすい天候となった週末は、各地で諸行事が行われました。
 28日は、「おだわらSDGsデイ2024」がHaRuNeで開催。SDGsが2015年9月25日に国連で採択されたことにちなみ、一昨年より開催されてきました。2019年に小田原市が「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に採択されてから、今年で6年目。この間、民間主体によるSDGs実行委員会の皆さんがエンジンとなって様々な活動が行われ、パートナーとなった企業や団体も330を超えるに至っています。この日のイベントでは、そうしたパートナーの皆さんの協力により、市民が参加し体感できるブースや企画が盛りだくさん。メインステージでは、ライブチョークアートが城北高校・小田原短期大学・アールドヴィーヴルの皆さんの参加で行われ、未来の小田原の姿が描かれました。会場で収録されたユースレディオには、原正樹会長と共に私も参加、想いを語らせていただきました。

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2024/09/30 10:55 | 未分類

 

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